剣岳(北アルプス) 2004 9・8~10
一日目・・・家を夜中の3時半出る 扇沢に8時着
室堂を10時10分歩き出す
台風のため一日遅く出発したが山はガスのち雨だった
地獄谷を見物しながら雷鳥平に下りランチタイムとする
周りの山はガスの中 あたりは紅葉が始まっている
この日唯一の登り 覚悟を決めて剣御前小舎まで登る 山は見えないがきれいな黄葉に励まされる
初めてではないので先が読めて少し気が楽です
小舎の前に着くと真っ白いガスと強風がすごい
明日のことを考えて剣岳に一番近い剣山荘までの予定だったので もう少し頑張ることにして腰もおろさず下り始める
しばらくゆるく下ると歩きにくい岩ごろ道となる
ガスの中で黄色い花のような黄葉があたり一面に点在している
ユックリ愛でたいところだけれど雨が降り出してきたので 写真は明日にしようと小屋に急ぐ
翌日の剣沢には見られなかったのでもっとゆっくり愛でておけば良かったと反省
14時半 雨の中を剣山荘に到着
二日目・・・翌朝は大きな星が出ている!鹿島槍からの日の出がきれいで胸が高鳴る
5時50分出発 他の登山者は早立ちしてどんどん先へ行くが私達は剣御前小舎に泊まる予定なので時間がたっぷりある 落ち着いてゆっくりと行こう
一服剣 前剣と慎重に・確実に・を心がけて進むが前剣の下りかけでカニのヨコバイの練習か?というようなところがあった
ちょうど私が先に歩いていたときなので一瞬ビビッた!
足場がない!下を見ればバランスを崩したら確実に死ぬ!
冷静になれ と言い聞かせたらわずかな足場が見えて無事通過 ホッ!
結局 難所といわれるカニのタテバイ ヨコバイもそれほど恐怖を感じずに通過でき ここが一番緊張したところだった
たどり着いた山頂からの景色は素晴らしかった!
360度すべて見えて やったね!とバンザイしました
しばし至福のときを過ごし まだ名残惜しいと思いつつ下山開始 下りに弱い私は登りよりさらに慎重に下る
12時に剣山荘に戻り ゆっくりと行程を振り返りながらランチタイム
剣沢キャンプ場から剣御前小舎に登る
時々剣岳を振り返るが まだ信じられないでいる
部屋から見える剣岳を飽きることなく眺め続けました
3日目・・・立山三山を縦走して室堂に下るつもりでしたが濃いガスだったのでそのまま雷鳥平に下ることに・・・
立山三山は以前歩いていたのでカットしても悔いはなかったのです
雷鳥平からみくりが池温泉までの石畳の登りが意外ときつい
山道登るよりきつかった~!
気持ちよく温泉に入りさっぱりとして扇沢に戻りました