2008年9月 5日 (金)

針ノ木岳縦走  2003 9・7~9

先輩に もう行けるよと勧められてから何度計画倒れしたことか。

扇沢~針ノ木峠~蓮華岳~針ノ木小屋(泊)~針ノ木岳~スバリ岳~新越山荘(泊)~種池山荘~扇沢

種池山荘から針ノ木岳
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家を4時半に出て 中央道をひた走り 扇沢に8時40分到着。
仕度を整えて9時20分出発。
久しぶりの縦走 荷が重い。

ゆるやかに登り きれいなブナ林になると大沢小屋が近い。
一休みして再びゆるやかに登ってゆく。
雪渓に入り 簡易アイゼンをつける。

白馬大雪渓より短かったけれど狭いので落石が怖かった。

下山してくる人がたった今 落石があったと教えてくれる。
ほんとに大きな岩が転がっていた。
落ちたばかりで不安定なので注意して通過する。

雪渓が終わってからが本番  お花畑の中をぐいぐい登る急登の連続
きつかった~!

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針ノ木峠の小屋に15時に着いたが もう 蓮華岳に登る元気が無い。
登っておけばよかったと翌日 後悔する。

峠からの縦走路と鹿島槍 遠くに白馬岳も見えている。
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翌朝 蓮華岳に登る。広い登山道で楽な登りだけれど ガスに巻かれたら怖いかも?
あいにく展望はまったくなかった。
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針ノ木小屋に戻り いよいよ針ノ木岳に出発。

雪渓の向こうに爺ヶ岳
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スバリ岳と稜線
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山頂直下は不安定な岩場。落石に注意しながら進む。

残念ながら針ノ木岳山頂はガスで何も見えない・・・・
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スバリ岳に向かい 長いガレ・ザレの急斜面を滑らないように気を使いながら慎重に下る。
ここは登る方が安心かも。

一息ついたところで前後を振り返る。

後に針ノ木岳
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前方にスバリ岳
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岩稜帯を巻きながらスバリ岳山頂に到着。

眼下にエメラルドグリーンの黒部湖が見える。
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ここから赤沢岳までは岩場の連続だが クサリもないし 私としては針ノ木岳からのガレ・ザレの急斜面の下りの方が緊張した。

急登があったり 気は抜けないが稜線漫歩したり・・・
子サルを連れたサルの一家に遭遇し 目を合わさないようにしたり・・・
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細い登山道。 こんなところがマイナーな感じ。

次に目指す赤沢岳はどっしりした大きな山だ。

下の写真にはおサルがたくさんいます。
何匹いるでしょう?
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ここからは緊張もなく稜線漫歩を楽しむ。 
あいにくガスで何も見えないのがくやしい。
時折眼下に見える黒部湖を眺める。
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縦走路から新越山荘が見えた!
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鳴沢岳から樹林帯を急降下し 15時 新越山荘に到着 宿泊。

3日目はいい天気だが小屋の前に見える針ノ木岳 蓮華岳には雲がかかっている。
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新越山荘から少し頑張って登ると稜線に出る。
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雲が取れていたらどんなに素晴らしいだろう!

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スバリ岳からの縦走路
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立山方面にも雲が多い。
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短い急降下があるけれど快適なプロムナードが続く。ルンるん♪
残念ながら立山の山々  剱岳は頭を雲の中から出してくれそうもない。
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やっと蓮華岳 針ノ木岳の雲が取れた♪
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縦走路・・・赤沢岳 岩小屋沢岳
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縦走路 
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はるかになった針ノ木岳とスバリ岳 赤沢岳 鳴沢岳 岩小屋沢岳 
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種池山荘が見えてからが意外と遠い。
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種池山荘からの蓮華岳 針ノ木岳
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大満足 充実した気分で柏原林道を下り 12時 扇沢に戻る。

1泊2日でも歩けるが2泊3日にするとゆったり楽しむことが出来ると思う。

2007年4月16日 (月)

爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳               1992 8・26~29

14年前 爺ヶ岳~鹿島槍~五竜岳~唐松岳を縦走したときのこと
思いで深い山行きです。

美しい鹿島槍ヶ岳
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夕方までに種池山荘に入ればいいねと5時過ぎ神奈川県の自宅を出発。
10時過ぎに
扇沢の駐車場に到着。 
11時半 少し戻ったところにある登山口から歩き始めました。

暑い盛りでしたが谷から吹き上げてくる涼風を楽しみに最初の急登を頑張ったけれどなぜなぜ? まったく風が吹かず体中の水分がすべて出切ってヘロヘロ状態で小屋に到着。
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まずはビールで乾杯!ぐいっと一気に飲み干したものの ビールの味がぜんぜん感じられずただの水を飲んだようです。 

体が乾ききるとこんな風になるんだ、 よく熱射病にならずにたどりついたものだと感心しました。
登山道は はじめ急登だけれど あとは歩きやすい道だったのに 真夏の昼から登り始めるなんておバカの見本です。

夕景
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翌朝 爺ヶ岳山頂で休んでると鹿島槍から来た登山者が熊がいた! 熊を見たと大騒ぎ。 
双眼鏡で探したら いた! 黒い塊が斜面を下っていました。 おぉ!こわっ!

蓮華岳   針ノ木岳

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後に槍・穂
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剣岳
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爺ヶ岳から見る鹿島槍ヶ岳 惚れ惚れするほど美しかった!
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白馬岳が見える
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鹿島槍北峰の下りからいよいよ八峰のキレットに突入。
北峰の雪渓から吹き上げてくる風のおいしさに大感動しました。 

2日目は
キレット小屋泊まり 急峻な岩場のところにある小屋なのに当時としては食事がとてもおいしかった記憶があります。
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キレットは対向者がきたらすれ違うときこわいなというところが1箇所あったけれど五竜へのG5 G4も含めて 三点支持で確実に進んで怖さは感じなかった。
両手両足フル活動でかえって安定していたかも?
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五竜岳直下で 見上げたら 思わずうっ! でも進むっきゃない!
両手両足でよじ登っていたら どこへ行くんだよ~!カル2の呼ぶ声がする。 
いつのまにかルートをはずしてました。

変だと思ったのです。 一般ルートなのに鎖一つない さすが天下の五竜岳だわ・・なんて。

簡単には軌道修正ができず 下を見ると足が震えてきました。
今 私が落ちたら夫はどんな思いかしら? 心臓が凍りつき 救助隊呼んで ヘリを頼んで・・・いえいえ そんな思いはさせられない。
まさに火事場のばか力 足場を見つけて ぐい~っと重い体を持ち上げて正ルートに戻り山頂に出ました。

キレットやG5 G4 の岩場より恐怖とスリルをたっぷり味わいました。
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鹿島槍ヶ岳
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立山 剣岳
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難所を通り抜けたのでホッとして五竜岳の山頂でゆっくりしたかったですがその日は松山荘泊まり 予約をしておいたのでもうひと頑張り! 

白馬方面
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五竜山荘
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ルンるん♪道がしばらく続き 大黒岳から最後の岩場 そして最後の難所 牛首の岩辺りで登山靴の脇に亀裂が・・・
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日の出
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天狗の頭
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五竜の後に槍・穂高
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山荘からの唐松岳
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横に亀裂の入った登山靴も 翌日 とうとう 靴底がはがれてぱこぱこで歩行不能に・・・カル2が予備の靴紐でくくり付けてくれ なんとか歩けて無事八方池に下山。

ガスがかかりはじめた
白馬三山をゆっくり眺めながら ず~とご一緒した70歳近い名古屋からのご夫婦 とお別れのティータイム
私たちに対して着かず離れず 立ち入らずの姿勢を崩さず お二人ともすたすた歩く姿がとても素敵で私たちもあんな風になりたい・・・

そこへ横浜からのご夫婦が参加  白馬から不帰のキレットを越えてきたそう
定年直前 半年間 毎週土曜日に丹沢へ通いトレーニングしたそう。
このルートは想像外だったようでよく 生きて此処までこれた~と放心状態でした。
丹沢だけでこのルートを・・・・・と・とにかく無事でよかった!
もう山には登らないと言っていた奥様 どうしているでしょうか・・・・

電車で信濃大町まで戻り タクシーで扇沢 
1日の行程に余裕があったので ほんとに4日間も山を歩いたの?というくらい疲労感が全くなく いつも泣いていた筋肉痛もまったくなし ???
不思議な気分でした

鐘ヶ岳(丹沢)  2005 12・15

山が近いし 小さいので8時に家を出る     厚木市七沢の広沢寺温泉の駐車スペースに9時半着(こうたくじと読みます)

仕度をして少し戻って バス停鐘ヶ嶽入り口から入る
短い石段のあと歩きやすいゆるやかなスギの植林帯 上杉公内室の墓を過ぎると右側の七沢方面の展望が開ける
ベンチがあるので一息入れる

明るい雑木林となり紅葉の時期は美しいだろうと思いつつ登るが急に登りがきつくなる
後半は急な階段が延々と続きヒーヒー言う 山頂には11時15分到着
だが何も見えない
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少し下った見晴らしの良いところでランチタイムを取り 針金のフェンスの横の下りが終わる頃とても気持ちい雑木林となる
トンネル入り口まではザレて狭く 歩きにくかったが鎖がついていたので楽だった

このあたり残りの黄紅葉がとてもきれい!
駐車場までの30分の林道歩きもそんなに苦痛を感じなかった
低山だからと後回しにしていたけれどあなどれず新緑 紅葉を充分楽しめそう
紅葉は11月下旬頃かなあ・・・

2007年4月15日 (日)

仏果山(丹沢)  2005 12・6

家を6時に出る 厚木から飯山温泉に向い さらに宮が瀬湖を目指す
湖の前の駐車場に7時半到着 目の前に登山口がある

曇り空ですごく寒い日だった
急な石段を登るとなだらかな歩きやすい道に変わり 楽に宮が瀬越に着いた
高取山へはほんのひと登り 展望台にあがると素晴らしい展望が見られる
快晴の日だったらどんなにか良かっただろう
それでも雪化粧した丹沢の山々 相模湾(?)新宿のビル群もぼんやり見えた

仏果山までは30分ほどだがランラン歩ける道のあと急降下 きつい登りとなる
最後にロープもあり少しフウフウ言った
山頂は狭いけれど紅葉 新緑は気持ちいいだろうねえ♪

まだ10時 ランチを取るには早すぎるので土山峠に向う
尾根道はロープあり やせた狭い登山道あり 急降下ありでなかなかハードな行程だ
宮が瀬ダム湖が見下ろせたり 林がところどころきれいなので新緑・紅葉時にぜひ歩きたいものだがヒルの多い山と聞く・・・

高尾山城山北東尾根(高尾)  2005 11・29

家を5時半に出る  日影沢キャンプ場 駐車場に7時15分着(トイレあり)
城山~一丁平~高尾山頂~4号路~いろはの森~日影沢のコース

城山までは地図に掲載されていないけれど気持ちのよいコースだと聞く

駐車スペースから少し戻ったところに渡渉地点があるという(ミラーのあたり)
かすかな踏み跡発見 小さな沢を渡るがその先がわからない
仕方ないので強引に尾根に上がることにして 時々ずり落ちながらも木の枝を頼りによじ登る 

尾根に乗るとはっきりした山道がある
途中に左に下る細い道があり もしかしたらここに出るのかもしれない

こんど下ってみよう

覗いてみると きれいな雑木林となっている

そのまま城山に向い登って行くがヒノキ林を抜けるとまたまた きれいな自然林
その後現われた笹原が気持ちよい
ところどころ急登があるが道ははっきりしているし迷い込む心配はなく城山に導かれる

高尾山にもこんなに静かですてきなところがあるのね Photo_88

一丁平 もみじ台 よくよく見れば終わりかけだがほんとにきれいな紅葉が見られた
いろはの森は意外と紅葉する木が少ないようだが??
    

美しの森~天女山へ(清里)  2005 11・23

家を5時10分出る 美しの森の駐車場に7時55分到着Photo_86
            

八ヶ岳公園道路からの紅葉



美しの森山~たかね荘~羽衣の池~展望台~天女山山頂(ピストン)
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天女山には10時半着 同じ道を戻り 展望台できれいな八ヶ岳を眺めながらランチとする
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お天気もよくぽかぽかと暖かく楽しい1日だったけれど時々吹く風は冬の冷たさだった
歩き出しと天女山山頂直下に嫌いな階段があったが少しづつのアップダウンの繰り返しでゆったりと歩くには良いコースだと思う

今回は往復したが片道だと物足りないかもしれない
展望の良い日に歩くと最高だと思う 紅葉はもう終わりだった
 

妙義山(群馬県)  2005 11・18

家を5時に出て 練馬から関越道を使い 富岡から妙義神社道の駅に向う
7時50分到着
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仕度をして神社から鎖場を2つ過ごし 大の字に登る
駐車場が見下ろせて なかなか見晴らしがいい 

きれいな雑木林は気持ちいい 鎖場も難しくはない
大の字の肩から左の細い道に入り 2箇所の鎖場を通過し中間道に合流する
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中間道はきれいな雑木林を楽しみながらアップダウンを繰り返して登って行く 
東屋を越えて最後の登りがきつく 鉄階段が特に参ったが きれいな紅葉に励まされた
ため息がでるほどきれいだった
第四石門 第二石門と通過して石門入り口から林道を通り 16時駐車場に戻った 

裏妙義を歩いてみたいと思っていたがまずは表から様子を見ようと・・・
雑木林のとてもきれいな山だとの印象が強い

水の塔山 下見  2005 10・19

家を6時15分出る 走りなれているのでどうしても中央道を使ってしまう
長坂ICでおりて141号を小海線沿いに走り 小諸から高峰高原ホテルに向う
1500m付近がきれいに紅葉していた
チェリーパーク道路の方がカーブが多いけれど趣があって紅葉 新緑はさぞかしきれいだろう
籠の塔山の斜面のダケカンバは裸になっていたけれど角間山の斜面は色とりどりできれいだった
高原ホテルには10時50分到着 少し早出をすれば 日帰り圏内かも(^^♪
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金峰山(廻目平から)  2005 10・6

家を4時半に出る 走りなれてる野辺山~ 川上村から川端下入り口に8時着 金峰山荘に8時15分到着

付近の廻目平は白樺と雑木のコントラストがすごくきれい!
1時間15分ほど渓谷沿いの林道をゆるやかに登る
歩き出しは紅葉が始まったばかりだったが林道の終点付近はちょうど見ごろで美しい 
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金峰山小屋までは急登が続く 途中平胆になりホッとするもののまたまた急登が続く
振り返ると紅葉の向こうに瑞牆山が見える


途中エネルギーがなくなりやっとの思いで小屋に到着
歩きながらエネルギー補給のできるもの 持って来なくちゃ

山頂までガスの中でたどり着いた山頂はものすごく寒かった  山頂の道標の近くでランチとしたが寒くて寒くて 作ったラーメンがすぐ冷める
五丈岩の方が風もなく ガスも切れてよかったそう

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何度か山頂は踏んでいるけれど いつも大弛みからだったのでこのコース いつか歩いてみたかったのです
風が通りにくそうで夏はパスしたいけれど初夏や秋は楽しいコースだと思う

天狗岳(西尾根)リベンジ  2005 9・8

家を5時20分出る 唐沢鉱泉に9時に到着
第一展望台までは前回歩いているので快調に歩く 11時着

第2展望台を過ぎコルから西天狗山頂は金峰山小屋から山頂までと似たような感じだったが 少しこちらの方が楽かな
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東天狗の下の分岐から奥庭への下りは大岩の渡り歩きばかりで膝に負担がかかる
途中 昔痛めた左ひざがピリッときた!
用心してゆっくり下る
黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉への分岐までの下りは膝に弱みがあるときはきつい
雨の後だったので登山道が川 そのものとなっていて岩がすべりやすくなっていたので余計だった
以前登りに使ったときは雪の下に隠れていたので想像していた印象とずいぶん違って時間がかかりすぎた
そのぶん 分岐で分かれてからは足に優しい道になったので陽が落ちる前に着きたいと飛ばして歩き  なんとか暗くなる前に鉱泉に着くことができた 17時半だった

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