丹沢 広河原と道志 二十六夜山 フジアザミとダニに愛された日 06・9・20
敬愛するブログの先輩のレポを参考にさせていただき目指したコース(ただし 広河原でリタイア)
丹沢日蔭沢橋(神ノ川)~広河原~地蔵尾根~蛭ヶ岳~臼ヶ岳源造尾根~広河原
5時過ぎには歩き始めたいと思っていたのに起きれなくて 4時20分 我家を出発。
日蔭沢橋に6時前到着。
ウ~ン ちょっと出遅れたので 時間的に不安がよぎる。
道沿いに縦列駐車となるが大きなトイレがありびっくり!こんなところに・・・でも ありがたいこと。
6時23分 ゲートの脇をすり抜けて出発。
台風接近のあとの水量が心配で一日自宅待機したのだけれど まだ 谷底から聞こえてくる音はすごい音 またまた不安が・・・
それでも期待の方が大きく 天気は快晴 気持ちはルンるん♪
7時16分 広河原への降下地点に到着。
河原に下りてあたりをキョロキョロ もう一つのお目当て フジアザミはどこに咲いてるんだろう???
探しながら彦右エ門沢を横切り 神ノ川左岸を進む。
赤テープが右岸に見えるけれど 水量が少し多めで 流れも速い。
渡渉地点を探しながら進めどすんなり渡れそうな所がない!
ふと 右岸を見ると合流してくる沢の先にケルンが見え取り付き付近だとわかる。
カル2が少し先まで様子を見に行くが×印の合図。
見に行くと上流に行けば行くほど水量も多く 流れも勢いがすごい。
渡れるところを探してしばしうろうろ・・・
カル2はさっさとあきらめ フジアザミ探しに気持ちが移っている。
カルディナは未練が残りつつ こんどはゴムぞうりで裸足で渡ろう。
なかなかお目当てが見つからず まさか大好物だという鹿チャンに先を越されたのではないでしょうね。
気落ちしていたら見つけた~♪とカル2の声!
あった あった!ザックを放り出してカメラを持って駆けつける。
さらに場所を変えたらなんと!熟女のうなじから乙女のうなじまで それも大株ぞろい想像を越えていたのですっかり夢中です。
付近の下見を兼ねて一通り遊んで さて これからどうしょう。
この上天気!帰るのはもったいない。
地図を広げてどこへ行こう。
通称 裏丹沢は詳しくない私たち。下調べなく歩くのはちょっと・・・
ということで前回 雨で途中リタイアした今倉山~二十六夜山までの残りを歩くことに決定。
10時20分 車に戻るとミニパトカーが止まっていておまわりさんがいる???
この秋は熊が2回山から下りてきたとか
山ではず~と雨が降り続いていて エサがないはずなので熊も いのししも 鹿も里に下りてくると思うから気をつけるように・・・と
そういえば林道の途中でカル2が獣の臭いがする と言っていたし イノシシが掘ったらしい跡もあった。 河原にも鹿の足跡がいっぱいあった・・・ゾ~(@_@;)
昼食を済ませて道坂トンネル西口に車を止め 前回は雨の中 暗い谷に落ちるように下ったパラジマ沢を逆に登ることにして 11時50分出発。
今回は明るい光が差し込み なんとも明るい谷だけれど感心するほどアキレス腱のびのびの登りが続く。
前回 登山道が突然消えた沢は登りは簡単 上を目指せばいい。 水量も前回より多くて沢らしい音を立てて流れている。
2度目の道は気が楽で1時間ほどで西ヶ原に出ました。
10時20分 赤岩に到着。かすんでいるもののすぐ近くで御正体山も鹿留山も大きな姿を見せています。
先着していた3人グループの人たちとしばし山談義 情報交換。
二十六夜山までの道もうわさどおり気持ちのよい尾根道で トリカブトは少しだけだったけれど 変わった枝振りの木々を楽しみました。
たくさんあった今倉山東峰付近のトリカブトは咲いていたのだろうか。
トンネルから歩けばよかったかな・・ちょっぴり後悔。
気持ちよく歩きやすい道を7分ほど鼻歌交じりで下り 再び林道に戻り 路肩に咲くいろんな花ウオッチングをしながらぶらぶらと1時間ほど歩いて車まで戻りました。
皮肉なことに山道よりこの林道の方が花が多く 立ち止まってばかりいました。
予定通りの山行きはできなかったけれど大満足の1日でした・・・
すごいお土産つきだったのです。
側溝に落ちて上がれないでいた太くて大きなヤマカガシを見たり 今年はどういうわけかヘビによく出会います。
帰宅後 夜中にカル2が 背中がかゆい とげが刺さっているみたい 取ってよ。
背中にとげ??黒いものがついてる。
触ると確かに刺さってるように見える。え~!
虫眼鏡で見るとなんと!ダニの形をしてる!ヒエ~!
針で取ろうとしてもダメ しっかり食いついているし 手足も動いてるではありませんか!
アルコール消毒液をスプレーしても死なない。
ダニよけスプレーが買ってあったのだ。 それをシューしたらすぐ死んでくれたみたい・・・
けど取れない。 毛抜きを使って強引にはがしたらしっかりダニでした!
取り残したらいけないと虫眼鏡で見ながらチェック。
それから夜中にダニ検索です。マダニらしい。
死骸を持って翌朝 皮膚科へ行きましたがやはり マダニ。
全部揃ってるから残ってないだろうとのこと ほ~(@_@
先生が取っても口先が残ることがあるのだそうです。来院する患者さんには東北の山で被害にあい 食いつかれたまま来る人が多いそうです。
抗生物質の薬をもらって10日~14日の潜伏期間中は注意するようにとのこと。
下山後 車に戻ってすぐ温泉に直行 全部着替えたのにどこで?いつ??
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