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2007年1月17日 (水)

雪の本社ヶ丸(宝鉱山より)   07・1・15

昨年秋の2回の歩きですっかりお気に入りの本社ヶ丸。
次回は宝鉱山からのルートで歩きたいね 温めていました。

山頂から東に少し下ったところにある分岐に立てられている赤い看板。
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気になっていたので本社嶽尾根(この時はまだ名前は知りませんでした。
これを利用して登り 前回歩いて気になったヤグラ跡から宝鉱山に至るルートで下ってみよう。

下山後に名前を教えていただいた本社嶽尾根は昔の地図で破線で記されたルートです。
旺文社2004年版ではもうこの破線のルートは表示されていません。

それなりの覚悟で出かけたけれど藪がこんなにすごいとは思いませんでした。

宝鉱山バス停の少し先に駐車スペースがありました。
先にけいごや橋が見えています。
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けいごや橋を渡るとすぐ雪道となりました。
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歩き出しは カルさんの山遊び日記2 を参考にしてください。

道標も印も何もないまま 送電鉄塔のところで尾根に乗り しっかりした道となっていたのでひと安心。
しばらく 送電線に沿って気楽に登って行きます。
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Dscf13871

道が尾根を外れてゆく気配のところにある鉄塔の下を横切って 尾根通しに登り 送電線から離れて行きます。
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雪原となっている始めのピーク(1161m峰)に出たら展望が開け あたりの山の様子がよくわかり 地形図を見ながら再確認。
間違えていないと確信したものの ピークからはぐんぐん下っているのがよくわかり 目の前の本社ヶ丸の大きくて 高いこと!どのくらい時間がかかるのだろう・・・
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本社ヶ丸
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西群馬幹線の送電線鉄塔も見える。
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一度下りきって 再び高度を上げて行きます。
尾根上には雪はほとんどないけれど東の斜面は真っ白です。

しばらくすると倒木をまたいだり くぐったり だんだん雑木のヤブも密になってきました。
ザックがひっかかり 帽子もたびたび脱げてしまい 気分的にもうっとうしくなります。
雑木の枝パンチで顔が傷だらけです。
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Dscf13921
春先のタラの目探しを思い出しましたが ザックや毛糸の帽子の引っかかりの分だけ疲れました。

やっと藪を抜け出て カラマツが現れた頃 登山道 の看板を見つけ 道もはっきりしてきました。
看板の掛けてある方向に目を向けると踏み跡があるような・・・
雪で隠されていましたが・・・
このあたりで からかさ岩 からの道が合わさるのかしら?

時計を見たら13時 上を見上げれば空が抜け始めて あともう少し・・・
と思うものの 空腹にもなり 大きな岩を越えたところでランチタイムとしました。

ずいぶん時間がかかったものです(私の)

この日は快晴 風もなく 暖かい日でとても厳冬期とは思えません。
きつい行程ではあったけれどお陰で少しもつらいとは感じなかったです。

休憩後最後の急登をひと頑張りで 縦走路に合流。
やっときつい登りから解放された喜びを味わうまもなく急ぎ 山頂へ・・・
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富士山も三ッ峠も南アルプス、八ヶ岳、大菩薩もきれいに見えているのに午後の光のなか かすんでしまっていました。

釈迦ヶ岳の右奥に南アルプス
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暗くなる前に林道に降りなくちゃ と歩きやすい雪の量でしまり始めた雪道を快適に下ります。
きれいな紅葉だった林は雪の林になってもステキです。
登りのきつかったことをすぐ忘れてしまいました。
月曜日のせいか トレースもしっかりついていました。
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西群馬幹線の鉄塔からの三ッ峠
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下りは道標もあるのではっきりした道だろうと西群馬幹線の鉄塔から下ることに変更。
始めのトラバース部分だけ雪に覆われて登山道が消えていたけれどすぐに白いビニールテープが巻きつけられていて間違いないと安心すると 登山道 の看板と赤テープと続いて現れました。

下る尾根にぶつかると雪もなくなり 急下降ではあるけれどまめに 登山道 の看板、赤テープがついていて はじめてでも不安は感じなかったです。

登りに比べるとまるで天国だね・・・などと軽口を掛け合いながら快調に下り 明るいうちに林道に降りることができ 車に戻ったときもまだ明るくてよかった 良かった!

山頂の展望も 縦走路もとても魅力的なのでお気に入りの尾根を見つけるのも楽しいかな。

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