シロヤシオの檜洞丸 07・5・23
檜洞丸は12年前の6月始め 西丹沢自然教室~ゴーラ沢~山頂~石棚山~箒沢のコースで歩いています。
頭上に咲くピンクのツツジに大感激したものです。
ツツジ新道は平日なのにすごい人だった記憶があり 今回は違うコースで歩きたい。
神ノ川の日影沢橋からの周回コースに決まったけれど気になっている源蔵尾根 檜洞丸の北尾根 ヤタ尾根・・・
そしてヤタ尾根から犬越路の周回コースとすることに決定
日影沢橋~ヤタ尾根~熊笹ノ峰~檜洞丸~熊笹ノ峰~犬越路~日影沢橋
ハードなところは疲れた足で下るより登りに使った方がいいと・・・
フウフウだったけれど私の足には正解だったようです。
登山口に入る前に大きな白いつぼみをたくさん持ったホウノキを見かけました。
葉っぱも大きいけれど花もつぼみも大きくてりっぱです。
登りはじめの急登はいずこも同じ 覚悟していたけれどスギ ヒノキの植林帯をぐいぐい登り 見上げていた周りの山がどんどん目の高さになってきます。
岩ごろ道が少しだけ混じりますが歩きやすいので助かりました。
神ノ川まで20分の道標が表れベンチもあったので一休み。
15分ほどまたもくもくと急登を登ると菜の花に似た黄色の花が群生していました。
そのすぐ上が林道で登山道は対岸に繋がっています。
少し傾斜が緩むと大室山が大きいです。
だんだん緑のきれいな雑木が増えて ルンるん♪してきます。
さらにしばらく登ると植林帯の中の平坦地に出てホッと一息。
左が植林帯 右が雑木の間をきれいな緑に笑みをこぼしながらマイペースで頑張りますが快調なカル2とは差が開きました・・・
平坦地から4~5分登ると神ノ川まで45分の道標があります。この後もまめに道標が出てきます。
右側の緑も美しくなり 再び植林帯に入ると傾斜も緩みます。
次に緑輝く雑木の林に入ったとたん ものすごく太いブナ登場!あたりはきれいな林が広がっています。
急登を頑張った後のオアシスですねえ! とてもとても気持ちのよいところです。
ブナやカエデ類 その他の木々たちの新緑が素晴らしいの一言です。
新緑はほんとにステキです。
雨で土が流され 道がはっきりしないところがあると聞いていましたがピンクのリボンがしっかりつけられていました。
熊笹ノ峰まで20分の道標を過ぎて1本目のシロヤシオ登場!
う~ン・・光が強すぎる 緑に同化されちゃってる・・・
ブナ林の中をキョロキョロ でも次がない・・・上を見上げれば空が抜けてきた。
もうじき稜線に出る そう思いながら疲れてきたカルディナの足は上がらない。
20歩進んでパシャリ(気分転換)
分岐に出るとカル2がずいぶん待ったぞ~
目の前に富士山が頭だけ見せている。
カルさんもお疲れモード お腹も空いてきた 山頂に行っても混んでるだろうしねえ。
ということで途中でランチタイム。
見渡すとツツジはたくさんあるけれどまだつぼみ 惜しい!
山頂へ向かう途中 惜しい惜しいの連発。
それにしてもつぼみはびっしり 咲いたら・・・よだれが出そう。
1日~2日~3日くらいでみごとになりそうです。
この土日は人出もすごいだろうねえ。すれ違いも大変
見上げる山頂は高く あそこまで行くのか・・・
でも意外ときつくなかった。
道は穏やかに続いている。最後の急な登りはほんの一時 ガンバ!
さすが山頂は人がいっぱい。 昔訪れた写真を思い出してピンクの花を探したけれどまだつぼみ もう少し時間がかかりそう・・・
ツツジ新道の山頂直下にも確かあったはず でもまだつぼみだったそうです。
ランチも済んでるし混んでいるので少し休んで下山開始 帰路に期待!
熊笹ノ峰まで同じ道を下る。 また景色が違っていいね。
右のブナ林はほんとにステキ♪ 黙々と通り過ぎる人 もったいないよ~。
熊笹ノ峰からは小さなアップダウンをいくつも繰り返しながら犬越路に向かい下ってゆく。
ツツジは外れても なんてステキな時期に来れたのだろう!
新緑の林の美しさ 歩みが遅く遅くなってゆきます。
1300mくらいまで下ると あった!! シロヤシオの大株 これは見事です!
でも よくよく見ると完全には開ききっていない。
これから1200メートルくらいまでが株は小さいもののツツジ街道でした♪
少し歩いては止まってばかり・・・
ピンクと白の競演が見たかったけれど残念でした。
大室山が大きく見えた頃 岩が混じり始め鎖やはしごなど表れて油断できないのについよそ見をしがちであぶないあぶない。
はしごや鎖も難しくなく 頼らなくても大丈夫な程度でした。
緑に白やピンクが映えてすごくきれい うす曇だったらもっと色が出てステキだろうなと我儘なことを思う。
少しも足が進まない。カル2がいい加減にしないと帰り着くのが何時になるかわからないよ・・と少しお怒りモード・・・
花が終わりになる頃 登山道も優しくなり歩きやすくなります(背丈ほどの笹を掻き分けたりするけれど)
犬越路トンネルへの道を右に分け最後の小ピークを越えてさらにどんどん下ると避難小屋に到着
ここから1時間下り車に戻るのだけれど日が暮れる前に着かなくちゃ と写真どころではない。
歩きやすい土の道 涸れ沢のガラガラ道 植林帯のふかふか道と変化のある道だった。
梅雨時や雨の量が多いときにはこの涸れ沢はどうなるのだろうか。
林道に降り立ち やれやれ何とか17時前に帰れてよかった。
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