お花畑と涼風の大蔵高丸~大谷ヶ丸 (南大菩薩) 07・8・21
久しぶりの山歩き 今年の暑さはふつうではない。少々バテ気味の体なので軽く歩けるところで足慣らしをしよう と大蔵高丸のお花畑を訪れることにしました。
カルさんの山遊び日記2 でお花の花火大会を開催しています。
よろしかったらご覧ください
昨年 白谷丸からハバイマ丸と 滝子山から大谷ヶ丸まで歩いたので空白のハバイマ丸から大谷ヶ丸までもいつか歩いてみたいね と話をしていました。
両方ともとても気持ちよく歩けたからです。
この日 甲府の予想最高気温が37度の日でしたが湯ノ沢峠への林道に入るともうクーラーは要りません。車の窓からの涼しい風に気持ちが和んできます。
峠直下の駐車スペースには綺麗なトイレと避難小屋があります。
9時半遅めの出発 どんなお花畑になっているかとても楽しみ♪
さっそくいろんな花たちが出迎えてくれて2分ほどで湯ノ沢峠。
北の草原も心惹かれるけれど今回は南に向い ちょっとした林を抜けると開放感いっぱいのお花畑です。
日差しは強いけれど草原を吹き抜ける風は涼しくて良い気持ち。
お花畑は草丈が高くなりすぎかなと思うけれどいろんな花が咲き乱れています。
マツムシソウの群落を期待したけれどフウロが勝っていてマツムシソウが目立ちません。
つぼみはたくさんあったのでこれから盛りがくるのでしょう。
以前 6月の下旬に訪れたときはキンポウゲが主役だったけれど今回は何種類かのフウロとタムラソウが主役かな。
ハマイバ丸までいくつかお花畑があり それぞれ個性があるようですが花数が多かったのは湯ノ沢峠のお花畑 大蔵高丸のお花畑は花の盛りが過ぎたようです。秋の花がちらほら咲き始めススキが目立ち 期待していたヤナギランもやっと2~3本みつけたくらいでタムラソウやフウロさえも目立たなくなっていました。
ハバイマ丸まで時々現われる自然林の林は足元涼やかで風もヒンヤリ心地よく
草原で暑い日差しにさらされたあとなのでホッと癒されるオアシスのようです。
ハバイマ丸は木々に囲まれ展望はないけれど小広くなっていていつまでも離れたくない不思議な魅力があります。
地図を見るとこの先 ササヤブと書いてあります。覚悟して進むことにしましたが少し下ったところが南に開けていてハマイバ丸 と書いた案内板がありました(?)
すぐに現われました! 深い笹の中を行く登山道が・・・
足元が見えないので背丈ほどもあるササヤブのなかにもぐりこみ 早く終わることを念じ急降下してゆきます。
帰りはここを登るのよねえ・・・フウ~^_^;
ササが終わると草ヤブの掻き分けです。草丈が高く まるで草花の海を泳いで行くようでした。
草ヤブの蒸し暑さにフウフウ言いだすころ天下石に到着
雑木林の中に大きな岩がでんとしています。
お腹も空いてきたのでこの岩陰でランチとしました。
林の中なのでヒンヤリ涼しい風がなんとも心地よいです。
いろいろな蝶がひらひらと飛んでいます。
止まりそうで止まらない・・・私たちのそばに寄っては離れをくりかえし
まるでからかっているようです。
ここからは草原はありません。自然林の林の中の道は草もなく さっぱりと歩きやすいです。
つぼみをつけたトリカブトがあちらこちらに現われてきました。
レンゲショウマもありそうかなとキョロキョロ・・~ん 残念
つぼみが大きくなり始めてきたテンニンソウの群生を見つけたところで米背負峠に着きました。
とても雰囲気のいいところでした。
甲斐大和駅方面の林が気持ち良さそうなので少し覗いてみました。
歩いてゆきたいような林でした。
きょうはモウひと踏ん張り レンゲショウマを探しながら最後の登りをガンバ!
ありそうなんだけれどなあ・・・
このあたりの自然林の林はとても気持ちよくさせてくれます。
見上げると見覚えのある白い杭が見えました。山頂です。着いた~!
単独行の女性の方に話しかけられ 湯ノ沢峠に車を置いてピストンしますと答えたら自分は戻るのは嫌だなあ・・といわれてしまいました。
確かに帰りはアップダウンを繰り返しながら登ってゆきます。
トレーニングもかねているのでまっ!いいかと言う気持ちです(^v^)
湯ノ沢峠から大谷ヶ丸までのコースはお花畑と自然林の林が交互に現れ さらにアップダウンしながら下ってゆくのです。
でも案ずるより・・・草ヤブ ササヤブの急登も覚悟していたほど苦しまずクリア。
こんなバカなことするのは私たちくらいだね・・・と笑いながら。
この時期はササヤブ 草ヤブの濃いところもあったけれど嫌になる前に涼やかな道に変わるのでストレスがないのかもしれません。
ピストンもいいこともあるのです。
登りでは見つけることのできなかったレンゲショウマ 2箇所で2株に出会えました\(^o^)/
トリカブトも一輪だけ咲いている花を見つけました!
マツムシソウも他の草原ではみつけられなかったけれど 湯ノ沢峠のお花畑に戻ってきたらなんと!午後の光がマツムシソウをたくさん浮かび上がらせてくれました♪
のんびりしすぎて16時半愛車に戻りました。
昔の大蔵高丸をご存知の方たちは皆 花が少なくなったと嘆いていらっしゃいます。
今回 歩いてみてこのお花畑の変化がわかる気がしました。
いつかまた 8月初めにお花畑の盛りに歩いてみたいと思います。
| 固定リンク
| コメント (8)
| トラックバック (0)
最近のコメント