霧氷・樹氷の御陵山(南相木村) 2007・11・19
毎年 この時期になると野辺山に所用ができるので ついでに近くの山を歩くことにしています。
今年は・・・カル2は以前から考えていたようで馬越峠からの御陵山(おみはかやま)に決定。
昔 天狗山に登ったとき 大深山遺跡に車を止め ゴルフ場から登り 馬越峠に向かい下山
峠の手前から下るルートで大深山遺跡に戻ったことがあります。
最近はタクシーで入り 馬越峠から天狗山~男山と歩く人が多いとか。
この日もタクシーで来られて天狗山に向った人がいました。
前日 前夜 雪が降ったようで八ヶ岳も真っ白 男山 天狗山 御陵山も頭が白くなっています。
左 天狗山 右 御陵山
馬越峠に向う林道も途中からうっすら雪道です。
御陵山
馬越峠 5~6台止められるでしょうか
9時4分 峠に到着 我家から3時間半かかりました。
雪の状態によっては登るのをやめようと相談して出発
天狗山のことはいろいろ案内されているのに 御陵山のことはどこにも書いてありません。
登山口にも名前すらありません。
地味な山だとは思っていたけれどこれほどとは・・・
下調べでは稜線に登山道があり 稜線をはずさなければ心配ないという。
その通りでした。
9時25分 スタートは見上げればすぐそこに稜線が見えています。
天狗山方面 後ろに見えるのが天狗山
いきなりのアキレス腱のびのびにはお~っ! と思ったけれど5分もしないうちに尾根に乗りました。
わぁ~っ♪綺麗な霧氷・樹氷です!
少しの雪は覚悟してきたけれど これはすごい! 素晴らしい景色です!
天狗山と奥に南アルプス
登山道というより踏み跡 という感じでたまに赤テープや白テープで案内される程度です。
今は 木々が葉を落としているのではっきりわかりますが繁ったら足元がわかりにくくなるかもしれないし ヤブっぽいところもあったけれど尾根をはずさなければ心配ないと思います。
少しのアップダウンを繰り返して 山頂直下でグイーと登ります。
ときどき小さな小さな岩場が登場するけれど 丁度いいアクセントになっていました。
むしろ 落ち葉の下に隠れている小岩のほうに神経を使いました。
紅葉・黄葉の盛り 新緑のツツジ シャクナゲの頃が楽しそうです。
東電の大鉄塔の下が見晴らしも開け 少し広くなっているので休憩ポイントでした。
景色を堪能しながらユックリ歩いて 10時36分到着 10分休憩
大鉄塔からの南ア
御座山
左となり奥には浅間山もうっすら見えています
大鉄塔からの山頂 まだ遠い・・・
白さが一段と濃く見えます。
すぐ下に村の集落も林道も見えているので気楽な気分です。
空気は冷たいけれど風がないので寒さはあまり感じませんでした。
山頂に近くなると木々の背丈が低く ザックが引っかかったり帽子が脱げたりして雪のシャワーを浴び続き ん~もう!!といいたくなります。
一番長い登り
周りの樹氷もしっかりしてきて 白の世界に突入してゆきます。
足元の雪は多くはないので かえって落ち葉の上の雪がすべって 最後の急登のさらに急な部分では登りも下りも踏ん張りを利かせました。
ダブルストックにすればよかった~。
11時30分 登りきった所に山頂のお社がありました。
剣・鎌・鉾などが祭ってあったそうだけれどいまはなにもありません。
社の外側があるだけという感じです。
山の由来など調べてみたけれどよくわかりませんでした。
近くに遺跡もあるし・・・???
山頂の広さは3~4組いたらもういっぱいかな。
素晴らしい眺めです
さすがに気温が低くランチを取るには寒すぎなので 先ほどの大鉄塔まで戻り ランチタイムとします。見晴らしはいいし ぽかぽかと暖かいし 思わぬ絶景も見られたので最高の気分です♪
浅間もはっきり見えてきました
同じ道を下りますが気温も上がってきて足元の雪は少し残っているものの樹氷は完全に消えていました。
予定通りの落ち葉さくさく道に戻っていました。
樹氷が消えた帰り道
14時20分 愛車に戻り 野辺山に寄ってから 所用を済ませて帰宅しましたが
一段と冷え込んできました。
野辺山では氷点下の気温表示が出ていました。
山頂からの景色は天狗山より素晴らしいと思いました。
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