黄・紅葉の 牛ノ寝通り(大菩薩) 2007・10・31
今年はメインの夏山がいろんなことで流れてしまったけれど 長いこと温め続けていた山にたくさん行くことができました。
昔 先輩たちの 《牛の寝はいいね》という言葉を幾度か耳にして どんなところだろう・・・
夢は膨らみ 調べてみると 距離が長すぎて 私の体力ではテント 担いでゆくなんて・・・
とても無理な世界だと思っていました。
大菩薩か小菅に一泊しなければならないけれど 何故かもったいなくてあきらめつつありました。
北アや八ヶ岳の一泊は当然と思うのに・・・
昨年 よく参考にさせていただくマイカー登山のHPで素晴らしい紅葉の世界を見ることが出来 これなら私でも行ける!
カル2にチャンスを作ってもらいました。
行程等の詳細は カルさんの山遊び日記2 を参考にしてください
そのレポは松姫峠から榧ノ尾山までのピストンで歩かれていました。
私は歩けるところまででいいと考えていたけれど カル2は石丸峠までのピストンにしたいと言い トイレもあるということで 前夜 雨と霧の中 松姫峠まで入り 車中泊しました。
10台ほどは止まれるでしょうか。
あたりの紅葉は盛りを過ぎてる気配 登山口の反対側には奈良倉山の登山口があります。
こちらもいい雰囲気ですねえ。
夜明けとともに動き出すつもりだったけれど寝坊してしまい 石丸峠までは無理な状況ですが 行けるところまで ということにして7時16分出発!
霧の中を厚い落ち葉のじゅうたんを踏みながらゆるく登ってゆきます。
霧のベールではっきりした色づきがわからないけれどいい気持ちです。
鶴寝山の直下に分岐があります。当然のごとく 巨樹コースを選びます。
大マテイ山直下まで 日向みちコースと巨樹コースに分かれていますが 行きは巨樹コースで帰りに日向みちコースを取ることにします。
きょうは一日霧の中かなあ・・・
晴れていたら綺麗な色つきだろうなあ・・・
でも 足元はずっと落ち葉のふかふか道で歩きやすいし 疲れない。
どんどん歩けちゃうはずなんだけれど 次から次と現れる綺麗な紅葉・黄葉に時間ばかりかかっています。
カル2は 完全に石丸峠をあきらめたようです。
2004年版大菩薩のエアリアマップには表示されていないけれど何箇所か小菅の湯に向う道標がありました。これもその一つです。
大マテイ山を巻き オオダワに出て一休み 小広く木が切り払われて休憩ポイントです。
狩場山から榧ノ尾山の区間が現在の紅葉のピークのようです。
ときどき さっとベールが取れて鮮やかな姿を見せてくれるので ますます歩みが遅くなります。
ほんとに牛の背中を歩いているようにゆったりと 変化のない落ち葉の道がず~と続いています。
紅葉や新緑以外の季節を全工程歩きとおすには飽きてくるのかしら・・・
今はピストンしても飽きるなんて考えられないけれど
榧ノ尾山山頂で石丸峠からやってきた単独行の方がおっしゃっていました。
ここは長いですね・・・と。
福ちゃん荘でテント泊して 小菅に下るそうです。
石丸峠まではいい天気だったのに 牛の寝に入ったとたんガスですよ と笑っていらっしゃいました。
この山頂もオオダワと似た感じで 小広く伐採されて休憩ポイントです。
センブリ
一時間半近いランチタイムを取り のんびりしている間にガスが取れてきました!
同じ道を戻りますが ガスが取れて周りがすっきりしてきたので ますます牛歩です。
ほんとにきれ~い!すばらしいね~♪ 口から出る言葉はこれ以外に出ないのです。
素晴らしいところが波のように何度も何度も現れるのです。
しばらく地味かな と思っていると またまた赤や黄色の世界に突入して行きます。
狩場山近くまで戻ってくると ところどころ緑が多くて これから色づくのね というところもあるので まだまだ1週間くらいは楽しめそうです。
この日は展望が期待できないし また 必ず訪れると思うので狩場山と大マテイ山の山頂は次回に踏むことにしました。
オオダワで休憩をして 大マテイ山の巻き道の日向みちコースで戻ることにしましたが
始めこそアキレス腱が伸びるけれどすぐ 平坦になり 楽々道です。
このあたりの盛りはこれからかな。
見上げると黄色に色づいた木々が続いているので山頂を踏んでも良かったかな。
分岐に出るとまた 日向みちコースを選びますが 結果的には巨樹コースの方が楽しかった気がします。
鶴寝山周辺は朝は霧のベールがかかっていたけれど綺麗に色づいていたのね。
とてもきれいです。
大満足して15時26分松姫峠の愛車に戻りました。
使える時間により オオダワまでの周回コースとしてもよし 狩場山まで足を伸ばしてもよしで 登るというより歩くコースであり素晴らしい森でした。
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コメント
\(^O^)/ヤッター ひさびさのイチコメ!
ゲットっ!
ロングコースお疲れ様でしたっ!
それにしても霧に包まれている神秘的な紅葉の
森。とっても素敵ですっ!
あっ!センブリ発見っ!”実はメールを頂いて
山をネットで調べている時に
恥かしながらセンブリを知りました_(^^;)ゞ
カルさんずのランチタイムはのんびりゆっくり
色々なお話をしながら楽しいランチタイム
なんだろうな~と想像してしまいます。
我家はとっても早食いの親分のお陰で
食事中の会話すらあまりありません_(^^;)ゞ
狩場山と大マテイ山の楽しみもしっかり
残しつつ、こんな綺麗な紅葉は本当にとっても
素敵な秋のプレゼントですね♪
私も素敵な紅葉が見れて嬉しいっ!
カル2さんのレポが仕上がったら、両方の
ページを見ながらもう一度、この道をカルさんずと
一緒に歩いちゃおっとっ! カル2さ~んっ!
お尻ペンペンしないで大人しく待ってますっ!
そして、カルディナさんが歩いていらっしゃる
黄色の落ち葉のフカフカな登山道♪を見ると
やっぱりこの時期の山も素敵だなぁ~と
実感しますっ!カルディナさんっ!本当に
素敵なレポありがとうございましたm(._.)m
投稿: アフー | 2007年11月 1日 (木) 22:13
お~っと一※取られた!!
もう紅葉は狩場山まで下りてるのですね。
お天気残念みたいですが、
遠望きかなくても楽しい道みたいで
ますます行ってみたくなりました!
とはいえクルマのないasa。
バス便は10時スタートなので
この日の短い時季は厳しいなぁ。
しかもバスの出る土日に休み無いやと
何かと厳しい状況。
この秋の牛の寝は難しくなりました・・・。
地図で見ると榧ノ尾山から石丸峠は
けっこう急勾配ですね。
やっぱり日の長い時季ねらいかなと
考えてます。でも紅葉もキレイです~。(ジレンマ)
巨樹コースがお勧めですね~。
頭入れときます!
投稿: asa0110 | 2007年11月 1日 (木) 22:43
アフーさん はやっ!
ありがとう~♪
センブリ ね あの時初めて名前と花が一致したの。
いまさら何言ってんの? といわれてしまいました(汗)
だから アフーさんからのメールでびっくり!
残念ながらリンドウはひとつもなかったです。
紅葉はすご~くきれいでしたよ♪
カメラで切り取ってしまうのがもったいないくらい。
想像以上でした!
全体のイメージは地味~な山域だと思うけれど
とってもここちよかった~
しぶ~い山が歩きたくなったら出かけてみてね。
あんまりたくさん写してきたのでカル2は写真選びに四苦八苦して遅れておりまする。
モウ少々お待ちを(笑)
カルさんズのランチタイムはいつも時間をかけすぎと思うのだけれど ゆっくり山の気分にひたってるとついね(^_-)-☆
バスの時間を気にしないですむのでアバウトになるのかもね。
投稿: カルディナ | 2007年11月 2日 (金) 00:21
asaさ~ん お待たせしました!
土日はお仕事なの?それは残念でした。
榧ノ尾山までは息が乱れるようなところはまったくないので
これからズ~と先でも歩かれますよ~。
いつか 石丸峠から榧ノ尾山までも歩いてみたいと思っています。
すご~く心地よい森ですね。
昔から愛されてるところってやはり魅力的!
バス便のなさ バス停の時刻を見て驚きました。
これじゃ asaさん来れないよ~と思いましたよ。
土日は朝早く着くバスがあるのかしら?
あまりにきれいな風景だったので写真の枚数が2人合わせて500枚以上・・・
全部見てもらいたいくらい(^_^)v
いつか ぜひお出かけください。
体で見るのが一番だものね!
そうです!そうです! 片道だけ通るのなら絶対巨樹コースです!
投稿: カルディナ | 2007年11月 2日 (金) 00:44
なんて早いっ!
カルディナさんもカル2さんも
ものすごい早さでのアップ!
(でもアフーさんもasaさんも早いから
私が遅すぎるってことかな・・・・汗)
素敵な道ですねー。
ふっかふっかしたいっ!
これからしばらくは この ふっかふっか気分が味わえますね。
これでもか! ってくらいの秋色!
榧ノ尾山・・・まだまだ私の知らない隠れた名山が
わんさかあるようでワクワクします。
変化のない道は 副隊長が苦手で
すぐ「飽きた」 とか言うんですよ~ (ーー;)
でも、この時期なら 微妙に移り変わる赤や黄色を
感じられていいですねー。
そしてセンブリ!
まだ図鑑でしか見てません。
バッタリしたいなーどっかで。
カルディナさん、本当にお山が好きなんだなーって
今回、特にバンバン伝わってきましたよ。
素敵な一日を過ごされましたね。
こちらまでうれしくなりました。
ありがとうございました~!!
投稿: 弱足ママ | 2007年11月 2日 (金) 05:58
あんや
同じ日に牛の寝にいたんですね(^^)
といってもこちらは 松姫峠から鶴寝山ブラブラでしたが・・・・
駐車場には車が満杯
あの中にカルディナさんお車もいたんだ。
知っていたらあえたのかもしれないのに
残念!!
投稿: ba_sobu | 2007年11月 2日 (金) 15:21
asaさ~ん
はじめまして ba_sobuです
少々おせっかいカモなのですが 車なくても塩山からタクシーで、石丸峠目指して下さい。
そっから だ~っと下ります
おそらく オオダワまではラクショウ♪
健脚なら松姫峠から飯尾を目指して下さい
鶴峠には小菅村のバスもきますし、時間をチェックして、、、どうにかなりますよ
それから 塩山からのタクシーも乗り場で同じ方向の人と話を付ければワリカンもできるし
小管から上がればバス便だけでもどうにかなります。
お知恵を絞ってぜひいらしてくださいませ
投稿: ba_sobu | 2007年11月 2日 (金) 15:32
ママさ~ン
今回はね asaさんも歩いてみたいと言っていたのでこの土 日で行かれるかもしれないと思って《旬》の情報を急いで仕上げてみました(笑)
牛の寝通り・・なんて名前からしぶいでしょ。
道は単純なんだけれど森がすごくいい と思いました。うまく表現できないのだけれど
隊長もきっと20年後 30年後には良さを感じると思う。
岩と展望の山たちも魅力的だけれど きっと そのあとに森の山にも惹かれる時が来るよ~(^_^)
投稿: カルディナ | 2007年11月 2日 (金) 16:18
ba_sobuさ~ん
えっ!?え~っ!!
それは残念!!会えたのに~
実は水曜日だし もしかしたら・・なんて考えてはいました。
オオダワを過ぎてから休んでいたら
石丸峠の方からの女性の2人連れと挨拶を交わしたのです。
もしや?と思いましたが写真で存じ上げてる姿と ちと 違うかな?・・と
雄滝に下る分岐のあたりでは
このあたりでba_sobuさんたちは
上がってきたのかなあ・・なんてうわさをしておりました。
くしゃみ出ませんでした?(笑)
牛の寝通り・・ほんとにステキな森のなかの道でした。
きっと これから何度も出かけるでしょう。
そんなに車が多かったのですか。
奥はとても静かで結局3人しか出会わなくて独占状態でした!
そしてasaさんへのアドバイスもありがとうございました。
ぜひ 歩いてもらいたいと思います。
投稿: カルディナ | 2007年11月 2日 (金) 16:38
ba_sobuさん!ありがとうございます!
(カルディナさん場所借ります・・・)
実は去年秋、塩山→裂石から大菩薩を登りました。
塩山ではタクシー待ちの登山客風の方は皆無でした。(涙)
御存知かもしれませんが、塩山~裂石間のバスは
たったの100円!なんです。
裂石まで100円と、上日川峠まで5000円を
比べると100円を取ってしまう私。
貧乏性ですね。
それに去年裂石でお土産にプラムだか買って
良かったので、また裂石を下山口にしたいなんて
希望も有ったりするのです。
そんなこんなで考えてるうちに結論は出ず。
でも、いつか必ず行きます!
その時参考にさせて頂きます。
牛ノ寝、なんて渋い名前でしょう。
ありがとうございました!
投稿: asa0110 | 2007年11月 3日 (土) 21:52