明神ヶ岳(足柄からの新コース) 07・12・19と21
以前 足柄に住む カル2 の友達から 矢佐芝地区から明神ヶ岳へ登る新しいコースが整備されたようだと情報を頂きました。
明神ヶ岳はカル2と山歩きを始めたころ 何度通ったことでしょう。
マイカー登山を始める前だったので金時山と組合わせたり 明星ヶ岳と組合わせたり 箱根から登ったり もちろん大雄山最乗寺(導了尊)からも・・・
年内最後は軽く行こうとこのコースを歩いてみることにしました。
小田原からの大雄山線塚原駅から山に向って伸びてる車道を行きますがナビでグリーヒルバス停を設定 矢佐芝の集落を目指します。
バス停の少し先に矢佐芝入り口の案内板があり左折
《明神ヶ岳》の案内に従って矢佐芝の集落を過ぎるとまもなく林道のゲート前広場に到着。
登山口までのルートや登山道の詳細は カルさんの山遊び日記2 を参考にしてください。
ゲートの脇から林道に入り 薄暗い植林帯の道を1分ほど進むと登山口です。
水場もあります。無味無臭 可もなく不可もなくというところでしょうか。
始めは薄暗い植林帯をトラバース気味に登山道が続いています。
間伐中のようであまり混み合っていないうえに下草に緑もあり 想像していたより不快ではありません。
よく踏まれて歩きやすいいい道です。
ササ竹が混じるとフェンス沿いに直登 傾斜がきつくなってきます。
小さくジグザグしながら植林帯を登ってゆきます。
右に潅木帯が現れると平坦道になり少し明るくなりました。
展望はないけれど気分はルンるんしてきます。
再び両側が植林帯になり 急登になるけれど道がいいので息も上がらず やがて空が抜けて見晴台に到着。
大山から丹沢の山々がずらり 相模湾もぼんやり見えています。
さすが神奈川の名峰 大山がかっこいいです。
訳アリで2日後に再訪したときは晴天で綺麗な展望が見られました。
すぐにほぼ平坦道になり 左は檜林だけれど右が太い木も混じった雑木林となりいい気分。
ゆるやかに登り 750mくらいで植林帯が終わり 大きな木の雑木林となって明るい登山道になります。
落ち葉ふかふかの気持ちのよい道です。
はるか遠く高いところに見えていた林道が目の高さに見えるようになり だんだん下に見えてきます。
稜線まで平坦になったり 急登になったりを繰り返しながら落ち葉ふかふかのよく整備された歩きやすい登山道が続きます。
大岩があるところも岩と岩の間をすりぬけるように登山道が作られています。
19日は初めてだったので万一を考えて荷物も重く 始めからセーブしながらユックリ歩いたので息が上がることがなかったです。
大きな段差がまったくなく マイペースが維持できたためと思われます。
下りに使ったら足にやさしいだろうね。
2日後は道もわかっていたし 荷物が軽くてすんだので歩く歩幅が自然と広くなり こんなに急だったっけ? なんて感じるほど息が上がってしまいました。
時間的にも40分も短縮されていたのでしかたないか・・・
最乗寺からの道に比べると変化が少なく楽しさには負けるけれど 歩きやすく よく整備されていてびっくりしました。
最乗寺からのルートと組合わせて周回コースが取れるようになったけれどバス便の悪さがネックですね。
駅からの距離数は カルさんの山遊び日記2 に載せてあります。
残念ながら富士山はまったく見えず 寒い日で白いものもチラチラです。
この時期はどろどろずるずるに泣かされるのに 道がしっかり凍っていて歩きやすかったです。
久しぶりの明神ヶ岳山頂です。
寒いので大涌谷の蒸気に思わず手をかざしてしまいました。
相模湾が見えます
金時山
岩混じりの道をどんどん下り 宮城野分岐の竹林で風をよけランチタイムです。
降っている白いものが増えてきたので明星ヶ岳はやめにしてもう一つの目的
小田原市と足柄市の境界尾根を歩くこと・・・
入り口まで再び登り返して ササ竹の中に突入してゆきます。
かすかな踏み跡をたどり 背丈以上もあるササ竹をかきわけ かきわけ進みます。
ところどころ市境の赤い帽子の白い杭が立っているので気分的には安心ですがこの道は使えません。
しばらくすると雑木林となり 新緑 紅葉時は濃い味を楽しめそうですが3ヶ所ほど踏み跡を見つけるのに難儀するようなひどいササ竹ヤブに出合いました。
あまりに閉口したので750m付近からコンパスと勘を頼りに石畑林道目指して強引に雑木林を下り 一旦 植林帯の谷間に降り 600m付近の作業道を使わせていただき 山腹をトラバースして隣の尾根を乗越して 石畑林道の行き止まりに出ました。
この作業道ははっきりとした平坦道なのでルンるん歩けましたがはたと!デジカメを落としていたことに気がつきました!
たぶん 強引に谷間に下りたときかもしれない と思ったけれど時間的にも探しに行く余裕もないのであきらめました・・・
石畑林道は40分ほどで朝の水場のある登山口に合流します。
帰宅後 カル2 から探しに行こうと提案があり 2日後に出かけてきました。
我家から登山口まで1時間5分ほどなのでその気になったわけですが
同じルートで歩きました。
ヤブの中も自分達の歩いた踏み跡を記憶をたどりながらも何とか見つけ出し 最後の最後に植林帯に出る前に ありました!!
ピカッと光ったとカル2が見つけてくれました。
半ばあきらめていたのですごくうれしかったです!
二晩も氷点下になっただろうに元気に待っていてくれました。
バッテリーも無事 どこも壊れていませんでした。
探しに行こうと提案してくれたカル2にはもちろんのこと すべてのものに感謝!感謝です。
この山塊はササヤブ 竹やぶが多いとは承知していましたが人の手のはいったところなのにあんなにひどいとは思いませんでした。
ほとんど歩かれていないということですね。
この市境尾根は使えないけれど矢佐芝からのコースは静かで新緑 紅葉時も充分楽しめそうです。
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