八ヶ岳のツクモグサ(横岳周辺) その2 2008・6・17
お花が開くくらいの晴れでいいよ。 と思っていましたが素晴らしい天気です!
きついきつい地蔵尾根の登りも展望の素晴らしさに励まされつつ頑張れました。
ずいぶん手入れがされて歩きやすくなったと感じました。
ありがたいことです。
地蔵の頭で一休み 横岳に向かいますが もう少し 休憩時間を多くとるべきだったと反省しています。
岩場の登りが続き クサリも現われます。
体が重くなって すぐ後ろの人が気になって仕方ありません。
お先にどうぞ と言っても自分もばてているのでいいですとおっしゃるのです。
すぐ後に男の人がいるということに慣れていないので 待たしてはいけないと気持ちがあせって落ち着きません。
高度順化もできていないようで気分も悪くなりそうです。
これはまずいとカル2に休みたいと申告して誰もいなくなってからのんびり歩き出します。
キバナシャクナゲがきれいです。
いつも見る花より若々しく感じますねえ。
咲き始めだからですね(笑)
長いクサリ場を過ぎて岩場を回りこむように登るとにぎやかな声が聞こえて道標が目に入りました。
休憩ポイントなのね と思ったら 先ほどまで すぐ後にいらした男性がにこにこして”咲いていますよ”と声を掛けてくださいました。
かわいい~~~♪思わず声が出ました。
カル2はこれで満足したなら引き返すか? とのんびり構えています。
すっかり 元気になったカルディナは先へ行きたいと反論。
検討の末 先へ進むことにしました。
岩場が本格的になってきましたが岩が良く乾いていて安定していたので楽しく岩場歩きができました。
2年前の7月半ばは花盛りだったけれど 強風と濃いガスの中でカメラが出せず 二つの目でしっかりと楽しんだものです。
一面のお花畑だったところはまだ静かです。
あと 一ヶ月ですね。 それでも カワイイ花たちがいろいろ咲き始めていました。
石尊峰でランチタイムです。
風もなく あたたかく 静かで素晴らしい展望がおかずになりました。
ここで再検討 時間を計算すると18時前に美濃戸に戻るにはぎりぎりの時間です。
カル2はもっと早くに戻るべきだったと言います。
ここからだと硫黄から赤岳鉱泉に下ると40分余分にかかります。
過信と自信・・・
カルディナはこの地点から美濃戸までのルートは何度か歩いているので自分の脚力と時間の計算はずれが少ないと考えました。
まずは横岳山頂に向け出発!
カルディナはカメラをしまい 目で景色を楽しみ 歩くことに専念することにしました。
すこしの間 クサリの岩場が続くけれど岩が安定しているし 手がかり 足がかりは充分あるので不安はありません。
マイペースで行動できるので楽しかったです。
結局 ツクモグサは先ほどのような群生は他では見られませんでした。
硫黄岳山荘に向けてがらがら下ります。
1ヵ月後にはコマクサが咲き乱れます。
硫黄岳山荘のトイレがきれいに作られていて気持ちよかったです。
2年前は強風と冷たいガスの中 きつかった登りも今回は快調です。
天気がいいとこれだけ違うのね。
目標 18時に美濃戸の車に到着!
赤岳鉱泉までの樹林帯に雪がすこし残っていたけれど中心を歩くか 雪のない登山道の端を歩いて 大きな問題無しでした。
ジョウゴ沢が過ぎればすぐ赤岳鉱泉だ と記憶があるので さっさと渡ると後ろから写真を撮りながら来るカル2に呼び戻されました。
振り返るとなんと!カモシカさんがすぐそばにいました!!
悠然とお食事中でした。
予定通り赤岳鉱泉に到着!
ここからは穏やかな道と林道歩きです。
雪はまったく無く 夏道どおりの歩きやすい道です。
立派な橋が掛けられているので沢の渡り返しも安心です。
北沢は明るいのでいろんな花が咲き始めて楽しい道です。
最後の30分の林道歩きは嫌だけれど 万が一のとき暗くなっても安心な林道はありがたい存在でもあります。
17時30分 元気に愛車に戻りました。
やっぱり 八ヶ岳は飽きることが無く 楽しい♪
また いつの日か 訪れましょう!
| 固定リンク
| コメント (15)
| トラックバック (0)
最近のコメント