日帰りで 三ッ頭から権現岳(八ヶ岳) 前編 2008・8・22
2ヶ月ぶり 皆さんに遅れてやっと夏山始動です。
カルさんずにとって本命の夏山を楽しむための体力測定は毎年 不可欠なのですが所用と天気の按配で調整しているうちに少々ハードな日帰りという行程になりました。
観音平~三ッ頭~権現岳~青年小屋~巻き道~観音平
カルさんの山遊び日記2 も合わせてご覧ください。
カルディナとしては権現岳に泊まり 朝の景色を見たかったのですが翌日はどうしてもはずせない所用があるのでしかたありません。
念願の三ッ頭ルートだけれど 頭の隅には私達の年代になると2ヶ月のブランクは大きいし 三ッ頭ピストンで終わるかもしれない・・・
左から 権現岳 阿弥陀岳 中岳 赤岳
我家を出るときは雷ごろごろ ピカっ~! ドカ~ン!どしゃぶりです。
荷物は昼のうちに車に積んでおいたのでとにかく出発。
わが市を出たあたりで静かになり 途中 月も星も黒いシルエットの鳳凰三山も見えたりしてルンるん♪して 八ヶ岳PAにて仮眠。
目が覚めるとまたまた少々の寝坊です
朝食を済ませ 小淵沢ICで中央道を降ります。
横を通り過ぎた小淵沢道の駅でも車中泊とみられる車が何台も留っていました。
観音平に到着。きれいなトイレが出来ているかな と期待したけれどグリーンロッジの外トイレはきれいとは言い難かったです。ここで車中泊しないで正解!
すでに出発して行く人 到着する車も・・やはり夏休みですねえ。
私達も仕度をして6時5分 出発 。
駐車場の行き止まり地点にある 八ヶ岳神社・三味線滝 方面の指導標に従います。
この先 まめに案内がされています。
歩きやすいとはいえ 逆コースは嫌だなあ と思いつつどんどん下ります。
ちらほら初秋の花が咲き始めていました。
涸れ沢を横断してしばらくすると気持ちのいい林の中の登りに変わります。
ふと見上げると思いがけずお花畑の斜面です。
小さくアップダウンしながら気持ちよく歩くと権現岳への分岐です。
あまり気持ちよく歩けるのでそのまま見過ごしてしまいそうです(^^ゞ
6時46分 さあ!いよいよです。
はじめゆるやかに 次第に傾斜がつきますが 背丈の低い笹原の中に秋の黄色の花が点在して 緑の笹と良いコントラストでとてもきれいです。
平らに見えますが傾斜があります。
気持ちのよい 歩きやすい とてもいい道ですがブランクの後の足は少し重いです。
先が思いやられるなあ・・・
ぐんぐん登ってゆくのかと思っていたらすぐゆるやかになり 大きくジグザグしながら高度を上げていきます。
そこへ 弱足ママさん から応援メールが届き 元気をたくさんいただきました。
うれしかったので休憩もかねてすぐ 返信メール作りです。
このあたりが笹すべりかと勘違いして返信してしまいました。
地図に書かれた笹すべりはまだまだ先でした(^^ゞ
このあとは傾斜もゆるやかになったこともあり調子も出てきて 鈍足ではあるけれど快調に進みます。
雲海の案内板が・・・?
押手川のルートにも 雲海 って確かあったよね?
少し奥に入ると展望台があるのかもしれない。
この日は体力温存 パスして先へ進みます。
少し登りがきつくなってきたところで笹すべりの案内板発見。
少し下の方が 笹すべり ッて感じだったけれどねえ。
明るくなってきたなあ と思っていたら先行しているカル2が展望地を見つけました。
おおっ~♪ 編笠山がきれいで大きい~!
しかし 長居ができないくらい冷たい風が強い。
再び樹林の中に入り あたたかさにホッとする。
キオンとマルバダケブキかなあ・・
少しの急登をこなすとヘリポートに到着。
展望がすばらしかったです。
南アルプス方面が良く見えています。
ミヤマコゴメクサとイブキジャコウソウがこの日のヒロインでした。
先々にもたくさん咲いていました。
次のポイント木戸口公園には20分ほどで着きましたが木々の変化が楽しい区間でした。
編笠山もきれいに見えます。
木戸口は公園風には見えなかったけれど??
展望がよくなったので少し先でのんびりタイムです(しょっちゅうです(^^ゞ)
足元も高山らしくなってきました。花も多くて楽しい道です。
しばらく展望を楽しみ いよいよ覚悟の道へ進みます。
この登りがきついだろう事は覚悟しつつお天気がいいので苦にはならないと踏んでいましたがこの日 一番きつかった~!
傾斜がきついのではなく樹林の中の段差の大きい登りです。
冷たい強風は避けられたけれど無風状態もきつい。
筋肉のついてるときなら難なく歩けるのだろうけれど大きな段差によっこいしょ(T_T)
1分ほど先で天女山からのルートと合流。
編笠山方面に雲が涌いてきちゃいました。
2~3分で三ッ頭山頂到着♪♪♪ 11時でした。
素晴らしい展望です。
皆さん フーフーほんとにほんとにありがとうございま~す。
ここで引返しても充分満足です。
ブランクの後の脚は少し重かったけれどまめに山歩きをしている時ならばもうちょっと楽に快適に歩けただろう というような登山道でした。
朝食も早く お腹も空いたことだし こちらできれいな景色を眺めながらランチタイムとします。
登ってる人 下って来る人が良く見えています。
疲れも取れたことだし どうやら権現岳再訪は叶いそうです。
続きは 後編 でご覧ください。
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