寂ショウ尾根から滝子山（南大菩薩） 前編 ２００８・１０・３０

しばらく山へは行けないかと思っていたら　ポンと1日空き　天気もまずまずでいつか歩こうと話していた寂ショウ尾根から滝子山を歩いてきました。

破線ルートでしたが楽しい岩場でした♪

滝子山は以前　道証地蔵から大谷ヶ丸のグルリップで歩いたことがあり　森や林がとても気に入っていました。

神奈川県の我家を5時48分出発。
登山口である　笹子の桜森林公園には8時8分に到着しました。
公園とは名ばかりで　駐車場はなく　わずかな駐車スペースがあるだけでした。


仕度をして8時26分出発。
舗装された林道を登って行くと
5分ほどで寂ショウ尾根の入り口です。

カルさんの山遊び日記２　を合わせてご覧ください。

草やぶっぽくて　・・・・でしたがすぐに取り付きとなり　歩きやすい道になりました。

竹林を抜け　植林帯と雑木林の中を登って行きます。
雑木林はまだ緑ですがきれいです。

少し急な登りとなり　取り付きから15分ほどで大きな鉄塔がありました。
先行の単独行の人が休んでいたので挨拶を交わして通り過ぎます。
すぐに追い越されましたが・・・(^^ゞ

道は一旦　穏やかになり　再び急登で林道に出ましたが　こんな時期なのにひと汗かいてしまいました。

林道の向かい側に登山道の指道標が見えています。

一休みしていざ！
いきなりロープです。
せっかくだから使わせていただきました(^_-)-☆

きれいな雑木林が続きます。
山梨のこの付近の山はほんとに林がきれいで大好きな山域です。

全体的にぐいぐいと登ってはいるけれど　ときどきゆるゆるになるのでとても歩きやすいです。
岩っぽくなるまでは案内板もなく　赤テープなどの印もまったくないけれど踏み跡はしっかりしていました。

急登を頑張ってます。

両側が急斜面の間の細い背骨で　尾根の上を歩いているということがよくわかります。

傾斜も緩み　林も色づいてきたので歩みが遅くなります。

岩が出始めてきました。
やっと　岩に印が書かれているようになりました。

ミズナラが主でしょうか。
気持ちのいい林です。
足がますます前に進まなくなってきました(^_-)-☆

背骨の上行く　秋色の道です。

太いブナに挨拶しているカル2です。

秋色の中を登るカル2です。

傾斜が急になってきました。いよいよ核心部に来たようです。

あらっ！よっと！

ふと　見上げると　きれ～い♪

落ち葉が踏み跡を消して解りにくくなっていますが背骨をはずさないように進むと岩や木に印が書かれていました。
でも　霧の中では見つけにくいかもしれないし　下る時は見えにくそうだなあと思いました。

岩場区間に入ったようです。

きれいな紅葉を見ながら岩場をよじ登って行きます。

急傾斜はなく　手がかり　足がかりもたくさんあるので楽しい岩場です。

この日は１１００Ｍくらいが一番きれいだったようです。

見とれてしまいます。

右に見えてる山肌もきれいに色づいていますね。

ひたすら登ります。

なかなか岩場が終わりません。
秘密の花園に入りました。
花の時期に来たかったけれど　またの機会に期待します。

左側の山肌もきれいで～す。
まだ岩々が続きますがやっと　空が抜けてきたかな。

足元の秋色もきれいですね。

浜立山からの尾根筋に出たようです。
登ってきた道の出入り口には薄くなった小さなピンクのリボンが付けられていて　赤い看板には　鳥獣保護区　と書かれていました。

岩場には少し　印があるものの初めてのときに下りに使うのは難しいかもしれないと先輩はおっしゃっていました。
この日は天候も穏やかで　見晴らしも良かったので楽しんでここまでこれましたが・・・
ここにも道標はありません。

付近の紅葉は落葉寸前です。

一休みして　歩いていく方向が大きく変わるので　地図で方角を確認して滝子山山頂に向います。
踏み跡ははっきりしていました。
2回ほどアップダウンを繰り返していきます。

最後の短いロープ場をクリアして　穏やかな道を10分弱登って12時4分山頂到着です。
先行者が3人いるだけの静かな山頂です。

これの右横に出ました。

三ッ峠が姿を見せてくれましたが富士山はすそがほんの少し見えるだけです。
前回は真っ白で何も見えなかったのでまあ・・良いほうです。
黒岳方面は雲が切れてきました。

ゆっくりランチタイムを取り　13時20分　下山開始。
鎮西ヶ池から沢沿いを歩き　道証地蔵の登山口に下ります。

　　　後編に続きます。