米山(越後 刈羽三山) 前編 09・5・7
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毎年春のお彼岸 墓参のために故郷 新潟県の柏崎に行きます。
その時期にはまだ白く輝くりりしい姿の米山さんを眺めながらいつかあの山頂に立ちたいなあ・・・
その時期が来ました。
さてどのコースで登ろうか?
調べてみるとルートがたくさんあって決めかねていると近所に住むミニクマさんご夫婦は 米山さんのふもと出身。
だんなさまのお勧めは下牧登山口から登り 大平登山口に下るコース。
大平コースは歩きやすいけれど階段がたくさんあるらしい・・・
我が家はマイカー登山 下牧コースのピストンに決定!
高速道路料金 ETC1000円の恩恵を受けるためにGW最終日6日午後に神奈川県の我が家を出発。
高速道路は逆ルートなのでスイスイ~♪
柏崎の道の駅 《風の丘米山》にて車中泊。
きれいなトイレもあります。
何台かいっしょにお泊りでした。
出かけるとき 関東 長野は雨の中でしたが新潟は雨にはなっていなくて朝 目覚めると曇り空だけれど何とか大丈夫そう・・・
の予報だったんだけれどね・・・・
朝食を済ませると下牧登山口まで移動します。
途中で寄り道をしたので45分くらいだったかな。
ルート詳細などは カルさんの山遊び日記2 をあわせてご覧ください。
下牧地区の古い小さな小学校と多目的センターの前の駐車場に車を止めさせてもらいます。
トイレ 水道あり 登山届けを出すところもありました。
画像の正面の緑濃いところにお寺の屋根が見えていますが登山道はお寺の左側に伸びている林道を行きます。
駐車場の標高は275m前後のようです。
石仏がありこの先何度も姿をみることになります。やはり信仰の山なんだなあと実感します。
もう盛りは過ぎていたけれど根元にはチゴユリが群生しています。
(上の2枚は下山時に写しました。)
杉林が終わるといきなりの急登が始まりました。
オオイワカガミがぼつぼつと咲き始め すみれなど小さな花もいろいろ咲いています。
ジグザグにぐんぐん登るのでひと汗かきました。
水野登山口からの道が合流してきました。
歩き始めてから30分くらいでした。
水野側が大きく開けて海が見えますがあいにくもやっています。
雪のついた山もうっすらと見えるだけで残念・・・
帰りにはここの木陰でのんびりランチタイムをしましたがワラビがぽこぽこ出ていてつみたい衝動にかられて困りました。
今日はまだこちらで泊まるので(^^ゞ
ブナが現れ段々と道が細く えぐれてるようになり 大雨のときは落ち葉と一緒に流されてしまいそう・・・
両側の壁にはイワカガミの花が増えてきてワォ~♪♪
赤いやぶ椿も地面近くでけなげに咲いています。
ちょうど花時のようであちらこちらと赤い花が目立ちました。
横目でオオイワカガミの花を眺めつつ 細く きつくなってきた登山道にフーフー。
いい気持ち
芽吹きから新緑に移るころかな と期待していたけれど思いのほか緑が進んでいました。
雪解けが早かったようです。
下調べで上部は雪が残ってるかもしれないと用意をしてきたけれど最後までまったく雪はありませんでした。
米山はブナの山だとは聞いていたけれど驚くほど太い木がたくさんありました。
こやのすぐ上にたくさんの石仏が並んでいます。
思わず手を合わせてしまいますね。
ブナ林の中は穏やかな道とえぐれ道を繰り返しながら高度を上げていきます。
付近のたくさんのオオイワカガミはまだこれから盛りが来ます。
下の合流地点から写真を撮りながらですが50分ほどかかってます。
10分ほど登ると木の間に山頂が見えるようになり 避難小屋があるところに出ました。
女しらばというところらしい。
後でミニクマさんから大昔は女性はこの先へは行けなかったのだと聞きました。
いかにも信仰の山ですね
両側に谷を見下ろしながらやせ尾根を通過しますが今日は天気がいまいち 遠望が利かないけれど山肌の濃淡がすごくきれい!
おや?階段が!・・・
でも長く続かない。
2回目の水野からの合流地点から山頂までは30分ほどで 一度下ってからだらだらと登って行くのだけれど意外と長く感じました。
やっと雪が解けたという感じで芽吹きはじめです。
足元には何種類かのスミレが可愛く 励ましてくれます。
展望が良くなってきたのに何も見えません。
すごく残念です。
薬師堂の後ろに回り 柏崎の街を見下ろしてます。
感慨深いです。
来年の春のお彼岸が楽しみです。
どんな思いで米山さんを眺めるのでしょうか
帰りはたくさんのオオイワカガミをゆっくり堪能しながら登ってきた道を下ります。
たくさんのオオイワカガミさん登場です。
後編に続きます ♪
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