猫魔ヶ岳~雄国沼 グルリップ(福島) 後編 2009・7・23
荒天を少しでも避けたいと福島の猫魔ヶ岳・雄国沼グルリップにやってきました。
猫魔ヶ岳から反時計回りに雄国沼に下りて休憩舎に到着。
ここまでの様子は 前編 でご覧ください
一休みしてニッコウキスゲで有名な湿原に向かい林道を歩きます。
途中で湿原に向かう遊歩道に入るけれどこの道も沼側が荒地で沼が見えません。
太目のブナがあったりして気持ちのいい道なのにもったいない気がします。
30分ほどで金沢峠からの道に合流して湿原に入ります。
金沢峠まで車で入れるので観光の人が降りてきます。
お目当てのニッコウキスゲ 少しは咲き残ってくれてるかと期待したけれど見事に振られました
こんな状態です。
静かですね。
周りの山々には雲がかかり 怪しい天気だけど頭上は何とか大丈夫そうなので2ヶ所作られてる一つのベンチでランチタイムです。
ニッコウキスゲはザンネンだったけれど貴重な時間を得ることができました。
湿原は湿原というより”原”になりつつある感じです。
ニッコウキスゲ・バイケイソウ が終わり コバギボウシ・ヤナギラン・コウリンカなど夏の花が咲き始めたところでした。
だんだんと人も増えてにぎやかになってきたので腰を上げて金沢峠に向かいます。
先ほど合流したところを過ぎるとありゃ~!延々と続く階段!!
段差が低いので我慢するけどね・・・
金沢峠に着くと学校登山でしょうか?子供たちがにぎやかです。
峠から見る雄国沼
私たちは右下に見えてる会津の町を見下ろしながら南へと舗装された車道をたどります。
青空が広がり日差しの暑いこと。
金沢峠から30分弱舗装された車道を歩くと車道が右に直角に下るようになります。
ここで車道とさよならして、直進しゲートの脇を通り抜けます。
ほとんど水平道で道ははっきりしていて楽チンですが草丈が伸びすぎて背丈ほどの薮こぎをするところがありました。
あまり使われていないようだけれどこの道はエアリアの登山道なのでこれから草刈をしてくれるのでしょうか?
猫石・猫魔ヶ岳が見えてます。
あそこまで戻らなければ・・・
朝使った猫魔ヶ岳やまびこ探勝路に比べると傾斜がほとんどなくゆるゆると登って行くので楽チン なおかつ静かだけれど面白みに欠けます。
傾斜がつき始めると紅葉がきれいそうな林になったので秋は楽しめそう。
水の音が聞こえ 沢沿いに歩くようになると水場に到着。
標が何もなく 草に隠されてるのでこのブナの木が目印です。
おいしい水でした。
地形図を広げ もうすぐ分岐だな。と思ったら1分もしないで分岐でした。
直進は厩岳に向かいます。
エアリアの地図には分岐道標は無し と書いてありますが新しい指道標が作られていました。
猫魔ヶ岳は左 赤ひもの下がっているほうに曲がります。
20分ほどで朝通過した分岐に到着。
はじめは緩やかに最後はぐぐっと登っています。
猫石の頭が見えてくると分岐です。
涼しい風が気持ちよくていつまでも座っていたくなるけれど 最後の登りを頑張って山頂でゆっくりしよう。
朝 急降下した分 登りがきついけど短いからガンバ!
猫魔ヶ岳山頂に戻ってきました!!
桧原湖が朝より良く見えてますが他の展望はまったくだめでした。
湿った風が強く吹き 天候が悪くなる気配です。
翌日天気予報見たらやはり雨でしたね。
磐梯山の後に登ってこられたグループさんは翌日 蔵王だとか。
大荒れになっていないといいけれど・・・
時間的にもまだ早いので私たちもコーヒータイムといきたかったけれど風が強すぎて早々に下山開始。
朝 気がつかなかったシャクナゲに気がつきました。
山頂直下の急降下が過ぎると登りやすかった道は下りも歩きやすい。
展望台まで下ると猪苗代湖が見えました。
磐梯山の頭の雲はなかなか取れず だんだんと下に下がってきましたね。
再びきれいなブナ林に戻ってきました。
木漏れ日が差込み明るいブナ林です。
お日様は期待していなかったのにこれだけでも幸せな1日でした
14時51分 無事に愛車に戻り 磐梯山表登山口の国民宿舎で日帰り温泉を使わせてもらい さっぱりとして夜中に帰宅しました。
帰りも那須あたりから雨になり どしゃ降りのところもありました。
終わりです。 前編 はこちらからどうぞ
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