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2009年8月24日 (月)

海沢探勝路から大岳山~御岳山グルリップ(奥多摩)               前編   2009・8・20

諸事情により高山は続々アップされる皆様のレポで楽しませていただくとして ず~と歩いてみたいと思っていた大岳山を歩いてきました。

大岳山なら鋸尾根か海沢探勝路を使いたいと思っていましたがカル2が御岳山と組み合わせたいといいます。

ということで
海沢探勝路~大岳山~鍋割山~御岳山~大楢峠のグルリップ

我が家から車で2時間半なのに何故か遠いと感じる奥多摩です。

先輩が良く使う海沢園地P どんな所だろうと興味津々でした。
タクシーも園地まで入るのを嫌がって途中で降ろされるとか?

舗装道路ではあるけれど退避場所が少なく 対向車が来たらどちらかが かなりバックしなければ・・・
がけ崩れもこわっ!

無事に園地に到着

沢音が涼しい~。
真夏の暑さを覚悟していたけれど 谷間はさすが ひんやりしています。
支度をして正面の案内板横から探勝路に入って行きます。

トイレもあるようでしたが使用可・不可は確認していません。

カルさんの山遊び日記2 を合わせてご覧ください

P82000021 8時35分 出発!!
海沢の四滝方面の案内に従い木橋を渡ります。
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渡り終えると三滝方面への道標があり 三滝方面に進みます。
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岩々の道を1~2分進むと三ツ釜の滝です。
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探勝路は滝を見下ろしながら階段を登っていきます。

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三ッ釜の滝の鉄階段から4~5分ほどでネジレの滝への分岐です。
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私たちはネジレの滝方面に下り さらに鉄階段を降ります。
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ネジレの滝は沢に下りて少し奥に進むようですが 勝手にこの滝がネジレの滝だと勘違いして 探勝路に戻ってしまいました(^^ゞ

下調べしてきた滝と違う気がしたけれど・・・
今日は滝が目当てではないのでいいよ、いいよと よく探しもしないで探勝路に戻り 大滝方面に向かいます(^^ゞ

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ロープの下がった小さな岩場を乗り越えて5分ほど進むと 1枚岩にステップが作られているところに出ました。
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1枚岩を横切る手前の木に赤テープが付けられていました。
雪のときは隠れるからかしら?

1枚岩を横切るとすぐ ネジレの滝からの道が上がってきました。
なあ~んだ!
さっき  ネジレの滝への道を良く探せばここに出られたのね(^^ゞ

まっ!いいわ。大滝だけは見逃さないように気をつけよう!

1枚岩のステップから2~3分で大滝と大岳山への分岐に出ました。
園地を歩き出してからまっすぐ来れば、カルディナでも30分かからないくらいです。
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気持ちのいい広場です。
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ザックを置いて滝つぼに降りてみます。
5分くらいかな。
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水量もたっぷりだし 見ごたえある滝です。
滝つぼの回りも広くなっているので降りてみたかったけれど釣り師さんが二人居たので遠慮しました。

滝の上部です。
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大滝分岐に戻り 行く先方向を眺めるととってもきれいな樹林です。
沢沿いとはいえ真夏なので 暑さは覚悟してきたけれど、ずっと空気はひんやり 涼しい、気持ちのいい風がそよいでいます。
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この場に居るだけでも充分満足なんだけれどね・・・といいながら先へ進みます。
岩の混じったすこし急な道を登ってると長靴を履いた人に道を譲っていただきました。
釣り師さんかな?
結局 この探勝路の区間では3人の釣り師さんに出遭っただけでした。

登りきると道は穏やかに緩やかになります。
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8月半ばとは思えない ほんとに気持ちがいい♪

大岳山まで2・1Kの案内板
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左が植林帯 右が天然林のきれいな林です。
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大岳山まで2・1Kの案内板を過ぎると2~3分で左にわさび田が現れてきます。

小さな沢を渡るのだけれど 丸木の橋が付けられているし、沢を渡った先の道もはっきりしていました。
しばらく 沢沿いの細い道を緩やかに進み、わさび田の作業用のモノレールをくぐります。
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少し岩ごろ道となり 見上げるときれいな緑です。
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道の傾斜はまだまだ緩やかです。

カル2さんは暑い暑いといいながら、うちわを使ってるけれど カルディナは確かに歩いてると汗がいっぱい。
でも 立ち止まると空気はひんやりだし、 時々そよぐ風は涼風で とっても快適に歩いてますよ~。

木にテープが巻かれてる所で一休み。
沢の水のおいしいこと♪
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対岸を見ると踏み跡があるようにも見えます?
 
探勝路沿いにはバリルートが幾つかあるようで気になりますね。
チェックを入れてきましたよ~。

探勝路は対岸には渡らず 左に曲がり 小さな流れを渡ると大岳山まで1・4Kの案内板があり 太い古木があります。
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すごい木です。この山の守り神ですね。きっと。
この古木の脇を通って登ってゆくと、沢から離れて植林帯に雑木の混じった道に変わります。
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この探勝路は大滝から大岳山までが難路となっているけれど、歩いた皆さんの感想は どこが難路?という感じのようですね。

カルディナの感想は山慣れた人には確かに普通の道だと思いました。
指道標もいくつか立てられていたし よく踏まれて道もはっきりしていましたが、スニーカー姿の滝見物のハイカーさんには難路となるのかもしれません。

そして 下山路の入り口に通せんぼがしてある理由をいろいろ考えてみると 一般登山道にして、わさび栽培をしているところに大勢入ってほしくないのかもしれませんね。

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藪にはなっていないけれど草丈が延びて道に覆いかぶさって雨のときは完全に体が濡れるでしょう。
風の止まった谷間のそんな中、この日一番の急登をジグザグにこなして行きます。
さすがにカルディナも暑かった~!

このときまでクマのことを忘れていたけれど ちょっと心配になり どきどきしました(^^ゞ

傾斜がきつくなってから12~3分で さらにロープのついた急斜面を乗り越えると支尾根に到着。
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支尾根に出たよ と声がかかり、見上げるときれいな まぶしい緑が出迎えてくれました。
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無風の谷間をふうふう言いながら登ってきたので 左右の谷から涼風が吹き上げてくるこの場所は天国のようです。

丸木を倒してベンチが作られていました。
みなさん ここで一休みするのね(^_^)

さあ もうひとがんばり!
緩やかにひと登りするとほとんど平坦になり ゆるゆる登って行きます。
気持ちのいい天然林の中の道です。
ダケカンバも混じっています♪癒しの道ですね~。
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11時37分 大岳山から鋸尾根に続く縦走路に合流。
やっぱり 海沢探勝路に下る指道標はないですね。
そのうえに はっきりと通せんぼもしてありました。
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ここから10分ほどで大岳山山頂のようですが、上から声も聞こえ 山頂は賑わってるのかもしれないね。

ちょうどいい具合に岩のテーブルも腰を下ろす岩もある・・・
林の中なので涼しく 静かだしね・・・
ということでこちらでランチタイムを済ませて山頂へと向かいます。

1時間のランチタイム中に何人かの登山者が行き交って行きました。
さすが 人気の山なんですね。

お腹もいっぱい ゆっくり休んだので元気も回復!
ちょっとした岩場を乗り越えて大岳山山頂到着!!
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ありゃ~ 真っ白け~(T_T)
asaさん のいた富士山もいっしょうけんめい探してみたけどぼんやりとも見えない・・・

改めてみると意外と狭い山頂ですね。
展望がまったくだめだったので小さく Vサインでした。
また 来なさい ということなんでしょう。
海沢探勝路 気に入りました。
バリルートもいろいろあるそうで 気になります(^_^)v

ランチタイムは済んでいるので御岳山に向かいます。

御岳山~大楢峠編(後編)は
 こちら からどうぞ

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