阿弥陀岳南稜(静かなる八ヶ岳) 前編 2009・10・1
カルディナが憧れていた静かな しずかな八ヶ岳。
大昔に歩いたことのあるカル2は昔のかすかな記憶からなかなかOKしてくれない。
いろいろ下調べをしてカルディナでも歩けると確信が持てるようになって やっと計画してくれたけれど こんどは阿弥陀様が呼んでくれない・・・
今年もだめかとあきらめていたら たった1日しかないのにすべての条件がそろって夢が叶いました
中央道八ヶ岳PAにて車中泊、翌朝 登山口の舟山十字路に向かいます。
5時44分到着。すでに2台の車が留まっていました。
どちらにお出かけでしょうかね
8月の末 立場岳の先の青ナギまで下調べを兼ねて歩きましたが、そのときは旭小屋経由のルートだったので 今回は広河原沢を渡渉するルートを選びました。
そのときの様子は こちら からどうぞご覧ください
今回の行程の詳細は カルさんの山遊び日記2 をご覧ください
舟山十字路のゲート脇から林道を直進。
御小屋尾根方面を左に分け やがて未舗装の林道に変わります。
南稜に乗るには 旭小屋経由よりこちらのほうが少し時間短縮になるようなのでみなさん こちらを選ぶのでしょう。
こちらのほうの道の感触が硬いと感じました。
広河原橋を過ぎ 二つ目の右に開かれてる道が取り付きの入り口になります。
《阿弥陀岳》 という案内板があるので右折して すぐ広河原沢を渡ります。雨の翌日なので心配していたけれど この日は流れがまったくなかったです。
沢を渡ると目の前に取り付きの小さな案内板が見えて ふみ跡が左に立ち上がっていました。
急な登りを10分ほどこなすと南稜に続く尾根に乗ります。
《阿弥陀岳》 の案内板が目に付きました。
おだやかな尾根道をわずかで前回 旭小屋経由で登って来た分岐に出合いました。
やっぱりねえ。これで疑問解消
1ヶ月違うと季節も変わり 大きく見えている西岳は秋色に変わっていました。
シラビソ林の急登区間に入りました。
ぐいぐい登ってますね~。
ペースは前回と同じだけれど体は楽に感じます。
いつのまにか前回の休憩ポイントも過ぎ 目印の岩が見えて 急な登りも終わりです。
しっかりしたふみ跡が朝日の差し込むシラビソ林の中に穏やかに延びています。
今回は先が長いので挨拶だけして先へ進みます。
ワォ~♪きれいな阿弥陀岳です。
ガレ場から見える北岳・甲斐駒もきれいな姿を見せてくれました。
また来ましたよ~。阿弥陀さん 赤岳さん♪
これから行きま~す。
再び樹林を下って青ナギ到着。
二度目なのでかかった時間は同じなれど気分はリラックスしていましたね。
もちろん 権現岳も美しいですが今回は目は先へ 先へといってしまいます
充分堪能して いよいよカルディナ初ルートへ。
無名峰への登り、30分くらいだったかな?深い樹林帯の中のふみ跡は 始めゆるやかで、だんだんと傾斜がきつくなってきます。
足元ははっきりしていてふかふかで気持ちがいいけれど 夏は蒸し暑いだろうなと思いました。
左側が思いっきりえぐれていて阿弥陀岳が良く見えるけれど よそ見をすると足元が不安定なので御用心 ご用心。
素晴らしい展望です♪
これからたどるルートもよくわかります。
何度も何度もイメージしてきたせいか不安を感じなかったのが不思議です。
ここまでで充分満足! 難所をクリアできなくてもいいや という気持ちがどこかにあったのかもしれませんね。
どのくらいの時間がかかるか それだけが・・・・ネ。
展望も良すぎです
では 核心部のP3の岩溝へ、阿弥陀岳山頂へ・・・
中編に 続きますのでご覧くださいね
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