刈羽三山 八石山(柏崎市) 2010・5・6
昨年 刈羽三山を歩こうと新潟 柏崎にやってきました。
刈羽三山とは米山・刈羽黒姫山・八石山をいいます。
☆ 米山のレポは こちらから
☆ 刈羽黒姫山のレポは こちらから ご覧ください
最後に登るはずだった八石山。
黒姫山で遠回りとなったお陰で残してしまったのです。
三山のうち一つ残してると いつまでも気になるよねと改めて出かけてきました。
午前中に六日町の坂戸山を登り、下山後に昼食。
六日町市街 十日町を抜けて車で40分ほどの距離を移動。
JR信越本線北条駅から入る南条登山口から登りました。
カル2(夫)のHP のほほ~んと山遊び も合わせてご覧ください
R252から農道に入り 山道に入るとすぐ 大型バスが転回できるほどのスペースが作られていてそこが駐車場です。
大きな貯水池があり 鯉が泳いでいましたが水があまりきれいではありません。ため池という感じ。
簡易トイレが設置されていました。
地図は拡大します。
12時6分出発。暑い日で早く林の中に入りたい。
歩き出すとすぐ 登山口の案内が左に見えます。
林道が奥へ延びていて乗用車なら少し上のもう一つの駐車スペースまで入れます。
登山口には古いスキーのストックがたくさん用意されていて自由に使ってくださいとのこと。
坂戸山にもあったね。
この意味が下るとき理解できます
緑がきれいだねとまだ余裕。
登り始めてしばらく杉林の中の道。
黄色のスミレと純白のイカリソウがあちらこちらと咲いています。
杉林を抜け 階段を上がると一段上の登山口です。
結構広い駐車スペースがあります。
あちゃ~!また階段!
登りきると穏やかな道 ホッ!気持ちがいい♪
もう 終わっていたけれどカタクリいっぱいの群生地を通ります。
かやかりば と書かれた大きい石のあたりからは米山が見えるとか。
暑い日で 昼過ぎの時間 見えるはずもなく・・・
右から回り込むと沢コースと峰コースの分岐点です。
緑が素晴らしい~!
かやかりばの下のほうですれ違った八石山山頂の山小屋やまぼうしの管理人さんと思われる人に木が短く切ってあるので1本づつでもいいから山頂まで上げてほしいと頼まれました。
ベンチの修理に使うようです。
持ってみると結構重い!
初めての道 どんな道かわからないのでカル2だけ持ち上げることにしてザックに括り付けました。
登山用のザックではないのでうまく安定が取れなくて 何度もズレ落ちました。
背負子でも貸していただけたら私でも大丈夫だったかも?
カル2も山ザックなら何本か担ぎ上げられたと言っていました。
峰コースより沢コースのほうが10分ほど長いけれど沢コースのほうが涼しそうで選びました。
ほんの少し平坦道を進むと三つ小沢コースとの分岐です。
沢音が耳に気持ちがいい。
私たちは沢コースを選んでるので右へと向かいます。
沢沿いを行くのかと思っていたら植林帯の山道を登って行きます。
沢コースなのになんで登るの~。
とおもったったら 再び 沢を左下に見て 開放感のある道です。
小さないろんな花が咲き始めてきました。
二輪草 カタクリ イチゲ ヨゴレネコノメ 黄すみれ スミレ・・見慣れた春の花たち。
それにしても暑い。
カル2には重い丸太が増えてるのにカルディナは着いていけません。
暑さでフーフー・・・
炭釜跡を通過。
いつのまにか沢が近寄ってきていました。
沢というより小さな小川みたい。それでも水はうれしい。
二輪草の群生地らしい。花のピークに来たら楽しいでしょう。
カタクリもまだまだたくさん咲いています。
水場でカル2とカエルさんが待っていてくれました。
おいしい~♪生き返ったようです。
傾斜は急登っていうほどではないけれど楽ではなかった。
もう少し涼しかったら気持ちよく歩ける道のようです。
結果論ですがこちらを登って良かった~!
この水場を過ぎると傾斜がゆるゆるとなりカタクリ スミレがいっぱいで周りの木々もきれいな新緑です。
稜線が見えていますが、気持ちは付近をもっと楽しみたい気分。
稜線に到着。
ベンチがあるのでザックをおいて左の赤尾八石山の展望台へ
雪椿の咲く道を4分ほどで赤尾八石展望台です。
展望台に上がってみました。暑さはしのげたけれど変な感じです
これから行く八石山山頂の小屋が見えています。
展望は良さそうなのに何にも見えません。
残念ですが昼過ぎに登って来たのでしかたないですね。
雪椿の木がたくさんあり それぞれ花をいっぱいつけています。
関東地方のやぶ椿に似てるようで 少し違います。
色も少し柔らかいかしら。
分岐に戻り 最後の階段登りを10分弱ガンバ!!
広くてたくさんの人たちがくつろげそうな山頂です。
やまぼうしという小屋のそばにはハンモックも吊るされていました。
かまども自由に使えるようだし・・・
柏崎市民 近隣市民の憩いの山のようです。
刈羽黒姫山が薄っすらと見えています。
雪の残りが気になります。
時間も時間なので誰もいません。
ひとり 空身の男性が峰コースで登ってきましたが・・・
のんびり~ぼ~としていたいなあ・・・・
ゆっくり休んで周りを散策して下山開始。
峰コースで下ります。
きれいな桜 雪国に似あいそう。
ひゃ~!急な階段道~!
延々と続いてます。良かった~登りに使わないで
これは大変な階段。登山口にストックがたくさん置いてある理由がわかりました。
慎重に一歩づつ下って行きます。
しばらく下ると足元にイワカガミ 純白のイカリソウが目に付くようになります。
途中展望のいいところでは米山さんが薄っすらと。
山頂まであと10分。
ほんとに10分で届くのかしら
すごく艶やかなイワカガミさん!
それもあっちにも こっちにも緑の中で一段と目立ってます。
下ってくるとイワカガミの色も淡いピンクになってきました。
わんさかわんさか♪
でも 米山で見たイワカガミよりは小型のような気がする。
展望図が置いてありましたがなんも見えません。
想像するだけです
拡大します。
妙高 信州黒姫 火打山・・・ザンネン。
足元にイワカガミの咲く道を下り続けると気持ちのいい道になりました。
急階段が続いたのでホッとします。
沢コースとの分岐に戻ってきました。
峰コース 楽な山道を想像していたけれどとんでもない!
たくさんのイワカガミ イカリソウに励まされて下ってきました。
重い丸太を背負っての急階段の道 選ばなくて良かった。
8割は急階段という感じでしたもの。
あとは同じ道をのんびり下るだけです。
新潟の山にデビューしたばかりのカルさんず。
なんでこんなに急階段ばかりなの?
雪のせいなんだろうとは想像するけれど 雪国の人は足が強いわけです。
だから元気な人が多いのでしょうか。
☆リンク
米山レポ
刈羽黒姫山レポ
☆☆☆刈羽黒姫情報
刈羽黒姫山に登ったときはあまりいい天気ではなかったのでこの機会にもう一度 と思っていたけれど翌日は雨模様のようなのでETCの深夜割引きで帰宅することに。
時間に余裕が出来たので磯之辺の雪の様子を見てきました。
磯之辺集落は雪が解けたばかり。
棚田もまだ茶色と白の世界でした。
黒姫山は谷間にはまだ雪が多そうです。
以前 地震となだれで谷ごと崩れたところは相変わらず痛々しい。
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コメント
カルディナさん、お帰りなさーい!
山もお仕事もお疲れ様でした。
坂戸山、ほんとに前回のレポと季節が違いますね。
写真からでも陽射しや空気の違いを感じます。
カタクリ、綺麗ですよー。
逆光なんて気になりません!
桃ノ木平の群生は圧巻ですね。
私はこんなに見事なカタクリの群生は初めてかもしれません。
うっとりです。
あっ、それに赤いイカリソウ・・・私も見落とす人だと思います。
私も白い方が好きかな。
イカリソウの白って、ほんとに純白という言葉が似合います。
八石山、素敵な山ですね。
ほんとに気持よさそう・・・。
げっ、うちの相方(カエルさん)、こんな所に出没してましたか。
鮮やかなイワカガミさんですねー。
可憐というよりは、ほんとに艶やかなたたずまいです。
このイワカガミの写真を見た相方が一言。
「ヒサより、よっぽど色っぽいな」
げっ・・・。
カルディナさんの故郷の山、
とても心地よくて、なぜか懐かしい感じがしました。
何だか、気持がほっこりしました。
ありがとうございました。
投稿: ヒサ | 2010年5月12日 (水) 21:24
ヒサさ~ん ただいま~
お返事が遅くなってほんとにごめんなさい。
季節の移り変わり 感じてもらえたらそれだけでもうれしい
短い間にこんなに劇的に変化するさまははじめてかも?
想像してね。青い空 残雪の金城山の下にあの桃の木平のようなカタクリの群落。
カタクリの群落はあちらこちらで見たことあるけれど六日町のカタクリは六万騎山もそうだけれどロケーションがとてもいいと思うの。
やっぱりイカリソウは純白だよね!
ヒサさんの花嫁姿みたい
赤い花があると聞いたので直に見てみたいと思ったけれど。
ハイ!かえるさんには見守って励ましていただきました。くれぐれもよろしくお伝えください(笑)
そうそう 京都まで見守りに来て頂いて恐縮しています。
出かける日 カルディナが寝坊してカル2はじめ 皆に迷惑をかけちゃったの。
ぎりぎりで約束の電車にすべりこみセーフだったけれど
冷や汗かきました。
帰りもどじをいっぱい!
カエルさんのおかげで無事に帰れました!!(^_-)-☆
ヒサさん 知恩院に色っぽい天女さんがいました。
勝負してみる?(笑)
故郷の山に登れる日が来るとは想像できなかったけれど人生はステキね。
ヒサさん ヒサさんの将来にもステキなことが待ってるよ
投稿: カルディナ | 2010年5月13日 (木) 23:36
カルディナさ~ん、こんばんは!
とっても出遅れてしまいました
3度目のカタクリ。楽しませていただきました。
見たくて憧れた風景ではなかったのかもしれませんが。
こんなにわんさかわんさか咲いているカタクリ。
見たことないです。ため息出ちゃいます!
雪国ならではの、春の喜びなのかなあ。
山が笑っていますよね。
そして、八石山。
こちらも花盛りで。
急な階段とてんびんにかけても。
お花の中を歩きたくなりそうです。
故郷の山。
私も関西の山はほとんど知らないので。
いつか登れる日がくるといいなあ。
そうそう。こないだの立山、富山から入ったんです。
上信越じゃなくて、関越直進していたら。
カルディナさんの故郷にこんにちわーだったんですね。
走ってみればよかったなあ。
ではでは。
続いて私の故郷へおじゃましますね
投稿: ほえっち | 2010年5月22日 (土) 18:35
ほえっちさ~ん お帰りなさ~い
カタクリの群生地はほかにもあるけれどここに惹かれたのはロケーションがいいことです。
残雪の山をバックにピンクのじゅうたん。
きっと又行くね(笑)
こんなに花が楽しめる里山。地元の人がすごくうらやましい!!
八石山は沢コースと山頂がいいなあと思いました。
手軽に登れて海も見える展望の山頂。
ぼんやりのんびり お昼寝に最高!
この広さが心地いい気がする
私の中では丹沢の三の塔と似た感覚かな。
関西の山はまったく疎いのだけれど神戸の六甲山 ここは縦走してみたいね~。
若かりし頃 山陰旅行したときに目に焼きついた大山も歩いてみたいですが遠すぎです
故郷の山って胸のどこかに残ってるみたい。
いつか登るときがきっと来るよ
モグログ見た瞬間 立山だ!と思ったのだけれど京都に行くと思っていたからはずれかな・・・なんてね。
富山から入ったことないので情報が楽しみです。
上信越道でざんねんだわ~。
関越で行ってもらっていたら坂戸山も刈羽三山も見てもらえたのにね(笑)
投稿: カルディナ | 2010年5月23日 (日) 12:07
カルディナさん、おはようございます。
今更ですがコメント入れさせてください。
今年は春のお花、ほとんど見ずに終わりました。
カタクリもその一つ。
だからここでこんな群生が見れてとってもうれしいです。
どうしても見たいから何度でも通う!
その気持ちはすっごくわかります。
わかりますが うちはそれができないなぁ。
だからとっても羨ましいです。
いつか隊長が巣立って(そんな日はくるのか?)
心おきなく自分の山歩きができる時がきたら
カルさんズみたいに山と向き合いたいです。
そろそろイワカガミちゃんも咲きだしましたよね。
彼女たちだけには 絶対に絶対に会いたいです。
今年はどこで会えるかな。
今からワクワクします。
投稿: 弱足ママ | 2010年5月28日 (金) 05:12
ママさ~ん こんばんは~
忙しいでしょうにありがとう!!
カタクリ楽しめていただけましたか?
角田山のカタクリは雑誌で、坂戸山はあるブログで心惹かれました。
そのお返しに作ったレポなので、楽しんでいただけたのならうれしいです。
両方とも簡単に気軽に歩ける山です。
隊長が自立して カルさんずの年代になったらのんびり歩きに出かけてください。
違う趣のカタクリの群生が見られますよ。
改めて過去を振り返ってみてもカルさんずはしつこいなあ
こちら方面でもイワカガミさん 咲き始めたようですね。
滝子山のイワカガミさんもそろそろ満開のようですよ。
ママさんからイワカガミさんとツーショットの写真が届くのを楽しみにしています
どこだろう・・・わくわく♪
投稿: カルディナ | 2010年5月28日 (金) 22:29