スカッとした展望 前掛山(浅間山) 前編 2010・6・17
梅雨の中休みを利用してほかの山を計画していたけれど カル2のところに浅間山の危険レベルが2から1になり 前掛山まで登れるようになっていると情報が入りました。
突端が前掛山(浅間山)山頂
浅間山はカルディナにとって登山の原点中の原点、中学校の学校登山で小浅間に登ったとき、目の前に見えた黒くて とてつもなく大きい勇姿をときどき思い出していました。
浅間山は現役活動中。登ることはないかもしれない。
頭から完全に消えていました。
そんなときにこの情報。
数年前 黒斑山から鋸岳を経て 浅間山に登る計画を考えたことがあったので位置関係はなんとなく頭に入ってる。
翌日は晴れの予報 新緑も展望も見られる!
即 予定変更 地図を入れ替えて出発!
上信道佐久平PAにて車中泊。
翌朝 小諸ICで降りて 浅間山荘目指します。
20分ほどで浅間山荘に到着。
急な変更でもあり 脚力の元気がなくなった今日この頃でもあるので浅間山荘からのピストンです。
駐車場は500円ですが支払いは早朝は下山後にして欲しいとのこと。
まだ車は1台留まっていただけでしたが続いて何台か到着。
支度をして きれいなトイレを使わせていただいて出発!
鳥居の横がトイレです。6時でした。
画像は拡大します。
きれいな緑のフラットな林道を進みます。
カラマツ林になるとほんの少し傾斜がつくけれど相変わらずゆるゆる道。
みどりがきれ~い。
緑を楽しみながらゆるゆる進んで行くと一の鳥居に到着。
ここで不動の滝への沢沿いの道と山道に分かれますが、行きは右の沢沿いを選びます。
沢音を聞きながらゆるゆる登って行くと途中に火山館で使う薪が積んでありました。
今回はカルディナもお手伝い 薪1本を運びます。
前々回の八石山の丸太は重くてお手伝いできなかったので、なんとなくうれしい。
一の鳥居から7分ほどで不動の滝に到着。
まあ・・・普通の滝です。
階段の少し急な登りをひと頑張りで二の鳥居です。
一の鳥居からの山道もここで合流です。
途中で追い越して行かれた男性3人組は二手に分かれて登って行きました。すぐ一緒になるんですけど(笑)
ここからしばらく大きなジグザグの少しの急登になります。
久しぶりのロング 抑え気味ペースで。
朝日の差し込む林は元気をたくさん たくさんくれます。
足元にもお花が少しづつ増えてきました。
一汗かいて 飽きてきたな~と思い始めた頃 あと1キロ
展望も開け お花もいっぱい。
一つの峠を越えた感じで気分がいい♪
お花はがまんがまん。
ペースが乱れないように帰りにね。
地形図を用意してないので登山道の様子が把握できていないし。
おぉ~♪久しぶりの岩々景色だわ~(カモシカ平)
画像は拡大します。
赤茶けた沢を右下に見ながら歩き 右に回りこんで火山館です。
着いた~!
担いできた薪を降ろすと小屋の方にお礼を言われました。
カルディナもお手伝いできて気分が良かった。
きれいな水洗トイレも美味しい水もあります。
なんとなく古めかしいイメージを抱いていたけれど、建て替えたばかりのようできれいな小屋です。
景色もいい
ゆっくり休んで浅間神社でお参り。
元気で帰って来れますように・・・
小屋の上に出ると緑の草原が広がって気持ちの良いところです。
開けたところでは黒斑山がど~んと見えるし♪
道はずっとフラットだし。
Jバンドへの分岐を過ぎると林床には一面のマイズルソウ!!!
やっと花芽が立ち上がってきたところだけれど花の時期はきれいでしょう!!
上高地から徳沢の二輪草の群生を思い出します。
2500m越えた山頂に行くのにこんなに楽々でいいのだろうか・・・
と思いつつ そろそろ林も抜けたいなあ。
バ~ン!!!
後ろを見れば バン バ~ン!!
足元にはイワカガミさんがわんさか わんさか 新潟の花に比べると色も大きさもいかにも”姫”という感じ
景色を眺めるの忙しいこと♪
気持ちいいね~!!
ここまで楽をしてきた分 しっかりおつりをいただきます
徐々に傾斜がきつくなってきます。
足元のお花もなくなり 富士山を登ってるみたい。
ご無沙汰してる3000mの稜線歩きも思い出すなあ・・・
ときどき休んで景色を眺めながら無の時間ですね。
ここのところ森の山が多かったので久しぶりに豪快な展望の山を味わいました。
それにしてもきつい登りが続き 終りが見えない・・・・
この写真は帰りに写しました。登っていく登山者を見上げてます。
きつくなってくるのと同時に景色はどんどん良くなります。
黒斑の外輪山の向こうに北アの白い壁がずら~り!
いくら天気が良くても北アまでは無理だろうと思っていたけれど。
惜しい!少しクリアさが足りないけれど肉眼では判別できました。
画像は拡大できます。
展望を楽しみながらきつい登りを頑張って前掛山山頂目指します。
どんな景色が見られるでしょうか。下山はフラワーウォッチングしながらのんびり下りました。
その模様は 後編 にてご覧くださいね
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