十二ヶ岳~鬼ヶ岳(御坂) 2006・8・24
この記事は自分の不注意で消してしまい 改めて作り直したものです。
2006年8月24日に出かけた時のレポです。
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数年前 御坂黒岳から見えた十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳 ごつごつした感じでカル2がいつか行きたいという。
それからン年後の冬 西湖の釣り船から仰ぎ見た姿はとても私には行けそうもない・・・
そしてそれから さらにン年後 やっと実現できる日が来ました。
☆本日のコース
文化洞トンネル~毛無山~十二ヶ岳~節刀ヶ岳~鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳~根場~(バスで移動)~文化洞トンネル
トンネルの河口湖寄りの出口にある毛無山登山口バス停前の駐車スペースに6時40分 到着。
工事を仕掛けている様子が伺えます。駐車スペースがなくなるのか 駐車場を造ってくれるのか・・・
登山口はトンネルの左側にあり 7時 出発。
毛無山からのルートは厳しいと聞いていたので覚悟をしていたのですが毛無山までは花も多く、歩きやすい気持ちの良い道でした。
ただしこれでもか!これでもか!というくらいのきつい登りが40分ほど続きました。
登山道脇には赤、黄色のミズヒキが目立ちます。
一度平坦になったところから傾斜も緩やかになり、いろんな花が増えてきました。
御坂の山ってほんとに気持ちいいのねえ♪
長浜への分岐を過ぎると一挙に花も増えて楽しくなってきました。
レンゲショウマも咲いています。うれしい~♪
毛無山山頂直下の急坂は体の半分が埋まってしまうくらいの草丈の中を登って行きます。
萩やおみなえし、吾亦紅、河原なでしこ、あざみにフウロ・・・
あいにくの曇り空 富士山も見えず 眼下の河口湖もかすんでいます。
毛無山はゆっくりしたいところだけれど先が長いので、今日は下見ということで核心部に向かいます。
一ヶ岳から八ヶ岳までは岩場があったり ルンるん♪道だったり、お花もちらほら。
先行しているカル2が珍しく声を上げました。
レンゲショウマが群生していました。つぼみの数が少なかったので最盛期は過ぎたようです。
十二ヶ岳があんなに遠い・・・
十ヶ岳を過ぎたころからいよいよ厳しくなってきました。
途中で見えた十二ヶ岳 まだまだ遠く、あんなところまで行くのか・・・
それがいつの間にか足元に来ていました。
ロープの急降下に続いてつり橋を渡り 最後の登りはきつかった~。
これまで続いてきたアップダウンが効いて疲れが出てきました。
いくつかの岩場もありがたいことにロープがしっかり設置されていたので つい ロープに頼りすぎて強引に体を持ち上げることが多かったので疲れがたまったのかも?・・・・次回の課題です。
空が透けて見えたのですぐ山頂かと思いきや やっと平らになったところは桑留尾への分岐でした。
山頂は2~3分先にありました。
ヘロヘロ状態で十二ヶ岳山頂に到着!!
ここまでですごい汗の量です。襟巻きタオルは絞ると汗が滴り落ちます。
空気はヒンヤリ 吹く風は涼しいのですがさすがに力が入っていたようです。
ズボンのポケットに入れておいたミニタオルがびしょびしょで使い物になりません。
相変わらず富士山周辺の山々は雲の中。
足元の西湖だけぼんやりと見えました。
いつか西湖の釣り船から見上げた山頂にいるんだよね~・・・・
誰もいない静かな山頂でゆっくりと1時間のランチタイム。
疲れたけれど面白かった♪
高度感によるスリルはあるけれど北アや八ヶ岳の岩場のほうが扱いやすい気がしました。
これでロープとはさよならかと思いながら金山に向かって下り始めたら、すぐ 一番長い ロープつきの急斜面の岩場が現れました。
思わずウワァ~!
先にカル2が下り OKの声がけを待っているカルディナにはカル2の姿も斜面の底も見えません。
最後の難所をクリア。
十二ヶ岳~節刀ヶ岳~鬼ヶ岳の縦走路はまさに”花の御坂”でした。
少し縦走路から外れた節刀ヶ岳も寄ってみました。
ガスっていて展望はなかったけれど、道中 いろんな種類のお花ががたくさん咲いていて寄り道してよかったな。
この縦走路は穏やかでお花も多くて 歩いていてとても楽しい♪
テンニンソウが咲き始めて サラシナショウマの白い穂も風に揺れて、トリカブトもつぼみがいっぱい!
鬼ヶ岳への最後の登りはロープの覚悟をしていたけれど拍子抜け。
急登も短く 普通の登山道でよかった!
雪頭ヶ岳のお花畑も楽しみにしていましたが、最終バスを逃したら2時間の車道歩きをする羽目になるのでザッと観賞して下山開始!
お花畑は秋模様に衣替えを始めていました。
疲れた足にもう少し頑張ってもらい 大きな堰のできた林道に16時36分無事降りつき 根場のバス停には最終バスの時間の18分前に到着。
やれやれ。
我が家からは思っていたより近くて 何度でも歩きたい 特にお花の時期はコースを短く取り ゆっくり愛でながら歩きたいものだと思いました。
久しぶりの大汗。全身びっしょりになった体は愛車に戻る頃には冷たく冷え切ってしまいました。
西湖湖畔の いずみの湯 にゆっくりつかり 体を暖めてやっとホ~っとできました。
カル2のHP カルさんの山遊び日記2 も合わせてご覧ください
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この記事は2006年のときのことなので 申し訳ありませんがコメント欄は無しにさせていただきました。
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