初秋の大室山(道志から) 前編 2010・9・17
足のトレーニングを兼ねて今年の7月初めに残してきた大室山を歩いてきました。
☆本日のコース
道志の湯~加入道山~大室山ピストン
大室山へは道志側の神ノ川か西丹沢から登りたいと思っていたけれど先の台風や大雨の影響で西丹沢側のあちこちの沢に被害が出た模様です。
ひざ下の渡渉は覚悟して行ったほうがいいとか。
前日もかなりの大雨が降ったようなので7月初めと同じく道志から入りました。
大室山山頂直下
7月も雨の翌日だったけれど水はけがよい登山道だったので大丈夫でしょう。
崩れていたら引き返せばいい。
道志の湯の奥の駐車場に留めさせていただき8時6分出発。
前大室までの行程の詳細は 7月はじめのレポを参照してください。
こちらから どうぞ
今回のほうが無風で空気も生暖かく 少しも涼やかではなかったです。
9月も半ば過ぎ 少し涼しい日が続いたので寒さ対策を考えてきたのに汗びっしょりの1日でした。
歩きやすく、気持ちのいい登山道を快適に進んでいましたが少しもヒンヤリ 涼やかにならない!
それでも7月より差し込む光が柔らかくなり 秋を感じました。
山肌がえぐりとられていた 何ヵ所かのところも大雨の影響は感じられず 普通に通過。
東屋で一息入れて 暑さにフーフー言いながら急登を頑張ると傾斜が緩み トリカブトがいっぱいあったところに来ました。
う~ん ここのトリカブトは期待してたんだけどね・・・
鹿さんにだいぶ食べられてるみたい?
つぼみもあったのでこれからかな。
甲相国境尾根に合流直下。
このあたり 新緑、紅葉時いいですね~・・・きっと!
ほんとに気持ちのいい道をルンるん♪気分で加入道山山頂到着。
一息入れ りラックスして歩いて前大室山まで来ました。
さあ!ここからカルディナ初体験。
ちょっとわくわく
太いブナがいっぱいの癒しの道が続きます。
最低鞍部 破風口に下る道
両側が切れ落ちてます。
風の通り道?昔の峠道?
これから等高線混みこみ区間です。
まず ガラガラした歩きにくい急登をこなします。
覚悟していたら短い区間で終わり ホッ!
ひと登りするとフラットな道。鼻歌が出そう♪
丹沢らしい雰囲気の道が続いたあと階段が・・・・
いよいよきましたね。
覚悟はしていたつもりだったけれどヒ~ヒ~言い始めて先行くカル2との差が大きくなって姿も見えなくなりました。
腰を降ろしたかったけれどカル2が待ってるだろうから時々立ち休みしながらガンバ!ガンバ!
少ない展望地なんだけれど眺める元気もなし。
トリカブトがちらほら見えてきて癒してくれました。
周りはすごくいい雰囲気なんだけれどきつい!
やっと傾斜がなくなったところでカル2が待っていてくれてひと休み~。
時間にしたらほんとにきついところは10分~15分くらいでしょうが・・・
急登が終わると平坦になり、木道区間に入りますがシロヨメナとトリカブトが群生してすごい!
シロヨメナはピークを過ぎたかなと思われるけれどトリカブトは今が盛りでしょうか。
ウバユリかな。黒く枯れた姿が多く見られ、花の時期も見てみたいものです。
カルディナはこの木道のまま山頂へとつながるのかと思っていました。
木道が終わると緩やかに登ります。
犬越路への分岐を右に見ると5分もしないで大室山山頂です。
思わず え??ここが山頂?
展望もまったくなく 狭くて わびしくなるような山頂です。
展望のないのは承知していたけれどもっと広い山頂かと思ってました。
腰を降ろす気になれなかったので少し戻り ブナの大木があり 小広く 雰囲気のいい場所でランチタイムを取りました。
犬越路への分岐まで戻るとテーブルが一つ置かれていたのだけれどパス。
登ってくるときにこんなところでランチタイムができるといいなと目を付けていました。
楽には登らせてくれなかったけれど丹沢の魅力をいっぱい味わうことが出来ました。
2004年くらいまでトリカブトの大室山だったそうですが、ここ何年間はトリカブトがかわいそうな状態だったそうです。
その様子も見たくて登ってきました。
1543mピークの付近にいっぱいシロヨメナとトリカブトが咲いていました。
確かに痛んでるものもあったけれど充分楽しめました。
トリカブトの山と言われていたころはどんなだったのでしょう!!
見てみたかった・・・
その様子は 後編にて ご覧ください
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☆道志の湯~加入道山~前大室山までの詳細は こちら を参考にしてくださいね。
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