« 黄色に輝く 馬立山・御前山・菊花山(大月)               前編   2010・11・11 | トップページ | 晩秋の男山(信濃川上)    2010・11・19 »

2010年11月15日 (月)

黄色に輝く 馬立山・御前山・菊花山(大月)               後編   2010・11・11

Dscf11631jpg_2 菊花山付近の黄葉

田野倉駅に車を預かっていただき 667・3mピークのある尾根を使い 馬立山から御前山までやってきました。

その模様は 前編 でご覧ください。


朝のうちは富士山もきれいに見えていたけれど途中で雲がかかってしまいました。
展望のいい御前山に到着しても雲がかかったままです。

Dscf11301jpg

ランチタイムを取りながら他の山々を眺めます。
Dscf11361jpg

山里って山の懐に抱かれてるよう。
Dscf11332jpg

いくら待っても富士山は出てきてはくれないようなので重い腰を上げます。

山頂直下に指道標があります。
九鬼山から縦走する人は神楽山経由で猿橋駅へ降りる人が多いようだけれど神楽山は展望がないとのこと。
それならとカルさんずは菊花山経由で大月に下山することにしました。
Pb1100771jpg

通過してきた菊花山への分岐(沢井沢の頭の直下)まで戻ります。

大岩の下まで戻ってきました。
登ってみたい気がするけれど、今回は時間的にまだ先が読めないのでパス。
Pb1100791jpg

太陽が翳ってきたら余計黄葉がきれい。
Pb1100811jpg

Dscf11441jpg

Pb1100861jpg

幼木の養生場に戻ってきました。
先刻は気がつかなかった。いい感じで黄葉してます。
Dscf1146jpg

展望のいいところでまたゆっくり山並みを眺めます。
Pb1100871jpg

菊花山はきれいに色づいています。期待が持てます♪
Pb1100891jpg

ひと登りすると菊花山への分岐に戻りました。
Pb1100931jpg

滑りやすい落ち葉ふかふかの道を急降下。
周りがすごくきれいなのによそ見ができない。
落ち葉の下に危険がいっぱい隠れてる。
Dscf11532jpg

なだらかになるとホッとします。
Pb1100971jpg

1

この道もエアリアには表示されていないバリエーションルートと承知していたけれどしっかりした案内がされていました。
踏み跡ははっきりして迷う心配はなかったけれど何ヶ所かでマイナーな道だなあと感じました。
短い区間ススキに埋もれて歩きます。
Dscf11572jpg 

反射板を過ぎるとまたまた滑る滑る。
落ち葉に埋もれながら慎重に下ります。
でも黄葉はすごくきれい♪
Dscf11581jpg

やっと菊花山が木々の隙間に姿を現しましたが、また ずりずりの急降下です。
Pb110103jpg

登り返して山頂かと安堵していたら菊花山まであと25分と書かれています・・・・がっくり

アップダウンの繰り返しが続きますが黄葉が励ましてくれました。

Dscf11631jpg

赤がなく黄色オンリーだけれどきれいだね。

扇山と百蔵山のツーショットが見えた!
Dscf11641jpg

隙間に滝子山も。
Dscf11661jpg

偽ピークにだまされて馬立山を背に また ワッセ ワッセ!
Pb1101151jpg

きれいだね~。
Dscf11711jpg

見とれては登るの繰り返し。
晩秋~の景色は心和むね。赤がなくても充分きれい!!

岩場の道を2~3乗っ越してやっと菊花山山頂のようです。
Dscf11731jpg_2

最後の岩場をよじ登ります。
Pb1101221jpg



最後のピーク 菊花山山頂~到着!!
Dscf11741jpg_2

狭い岩場の山頂だけれど展望は抜群!
360度の展望です。今日の中では一番いいかも?

お坊山、滝子山から南大菩薩の稜線がずらり。
夕景の山は美しいね。
Dscf11771jpg_2 

雲の影が映ってる百蔵山・扇山
Pb1101291jpg

岩の上に乗ると三ツ峠が高い。
残念ながら富士山はいないけど
Dscf11851jpg


この頂き 気に入りました。
町がすぐ下に見えるし 通過して行く電車の音も聞こえる。
それなのにこの展望!
短時間で歩きたい時 神楽山とのグルリップもいいかも

秋の日はつるべ落とし ゆっくりもしていられない。
指導標に大月駅まで35分と書いてあります。
ところがこの35分が長かったのです
Pb1101351jpg

やせた尾根を進むと行き止まり。いよいよ激下りの始まりです。

Pb1101371jpg

一段落してやれやれ。
Dscf11861jpg

あちゃ~また滑る急降下。
疲れた足には酷だわ。

楽になってホッとしてるところ。
Pb1101441jpg 

無辺寺への分岐を過ぎるといい感じの色づき♪
Dscf11881jpg

Pb1101471jpg


これで楽々降りて終りね・・・・あま~い!!
長いロープ場出現!へっぴり腰で何とかクリア。
と思ったらまたしても滑る滑る!
Pb1101501jpg

このルートは登るほうがいい~。
土が乾きすぎて小さな石粒が滑るのです。

金刀比羅神社の小さな祠があったので無事下山のお参り。
ここからやっと歩きやすくなったので、駆けるように下り 鉄塔を見上げ お墓の横の登山口に降り立ちました。
大月駅方面の案内があります。

黄葉が青い空に映えて とてもきれいでした。
赤が少なかったけれど気にならないくらい美しいと思いました。
里山の雑木林も捨てたものではありませんね。
特に菊花山の黄葉はドンピシャだったようです。

エアリアに表示されていないルートがあちこちあるようです。
少なくともカルさんずが歩いた2つのルートには案内がしっかりされていました。
菊花山から下ってきた道は細かな石粒が滑りやすく 慎重に下ったので思ったより時間がかかりました。

木々が裸の頃歩くことも考えていましたがやはり この時期にしてよかったと思いました

★田野倉駅から馬立山、御前山の様子は 前編にて ご覧くださいね。

★カル2のHP のほほ~んと山遊び も合わせてご覧ください

|

« 黄色に輝く 馬立山・御前山・菊花山(大月)               前編   2010・11・11 | トップページ | 晩秋の男山(信濃川上)    2010・11・19 »

コメント

こんばんはー。
滝子さんから帰ってきました。
あれれ。カルさんずの日の方が
良い天気。
それでも富士山隠れてしまったんですねぇ。
この辺りはカエデやツタの赤は
少ないのですね。実感。
キイロだけでも充分キレイでしたー。
こちらは意外にアップダウンも多く
歩きづらそうでしたね。
景色が良くても
急斜面の上ではタイヘンでしたね!

投稿: asa0110 | 2010年11月16日 (火) 20:52

asaさ~ん お帰りなさ~い
あれ?滝子さんはお天気よくなかったですか?
我が家のほうは快晴でしたよ~

この日は頭の上や滝子さんのほうは快晴だったのに富士山だけに雲がかかっちゃったんですよ。

そうなの!アップダウンは短いので気にならなかったけれどずりずりには参りました。
霜柱の頃はもっと滑るでしょうね~。

滝子山も下のほうの黄葉がきれいだったのでは?
asaさんはどのルートを選んだのかしら。
レポを楽しみに待ってます

投稿: カルディナ | 2010年11月16日 (火) 21:38

カルディナさん、またまた素敵な山歩きですね^^
写真を良く見ると、本当に里がすぐそこでビックリ!
歩いてるルートだけを見ると、もっと高いところを歩いてる感じがします♪
でも・・・いいなーいいなーふかふかの落ち葉の絨毯
急登だったり急下りだとずるずる滑って嫌なんだけど
「カサカサっ」って言う音を聞きながら歩けるのも
この時期ならではですもんね

月曜日、R太郎の学校が創立記念日で、しかも部活も休み
これは山へ行かなきゃ~と決めたのに
朝4時に起こしたら「行かない・・・」って起きない。
うわーんって感じでした。
カルディナさんのレポ見て『今年中に絶対行くどー!」と思って
やっと大菩薩へ行けると、めちゃめちゃ張り切ってたのに~~
こうなったら冬枯れの大菩薩・・・初雪の大菩薩に行こう・・・っと。
と、言う事で、しばらくお山へは行けないかわみん家でした
あ、自分の事ばっかり書いてしまいました。すみませぇん^^;
カルディナさんのレポで癒されますぅ~

投稿: かわみん | 2010年11月17日 (水) 16:46

カルディナさん、ただいまー。

手作り感あふれる標識の写真を見て、この山に行ったときのことを思い出しました。
この近くに住む友達の里帰りにのこのこついてきました。
その頃は里山はあまり歩いたことがなく、思いっきりなめてかかって苦労したことを思い出しました。

近くに変わった橋があった気がします。
橋脚がなくって、木を積み重ねて全体を支えているような…。
あっ、地名のままの猿橋でしたね。
いま思い出しました。
なぜ橋が落ちないのか納得できず、渡れなかった私なのでした…。

投稿: ヒサ | 2010年11月17日 (水) 23:11

かわみんさ~ん こんばんは

>カサカサっ」って言う音を聞きながら歩けるのも<
ほんとにそう。晩秋ならではですよね。
落ち葉の下には地雷もいっぱいあるんだけど
あの界隈は里が真近に見えて、音が聞こえて、いいですよ~。
なんとなくホッとできて。
だけど・・・里山って標高の高い有名どころの山よりずっとハードなんです。
けっこうてこずったりしておもしろいですよ~。

あら~ 大菩薩はザンネンでした。
私も大菩薩はこの時期が一番多いかも。
初雪の大菩薩!!
いいですねえ♪
あそこは雪の量も多くないので狙って行ったら雪が全然ない年でがっくりしたこともあります。
楽しみですね。
私も雪のとき 行きたいな。

投稿: カルディナ | 2010年11月17日 (水) 23:49

ヒサさ~ん。おかえりなさ~い

ふふふ里山を侮ると痛い目にあいますわよ~
私も今回は少し痛い目にあってきました。
膝の踏ん張る力が衰えてきたなあ・・・

猿橋・・・あの界隈の山にはあちこち出かけてるけれどたぶん まだ一度も渡ってない気がする。
車から橋を眺めただけ。
一度はじっくり眺めておかなくちゃ!ですね

投稿: カルディナ | 2010年11月17日 (水) 23:58

先日はこちらにお越し下さりありがとうございました。

数日前にこのレポを拝見していましたが、時間がとれず、コメできませんでした。

イイですね~このコース。低いけど、マゾ急坂有り、展望有りでとても楽しめますよね。4年前に歩いて以来ご無沙汰ですので、気温が下がってクリアな展望の得られる日に再訪してみたくなりました。

投稿: のぞむ | 2010年11月20日 (土) 21:09

のぞむさん こんにちは
ほんとにいいですよね。この縦走路。
想像していた以上に面白かったです。

のぞむさんのレポも参考にさせていただいたんですよ。
新緑も良さそうですね!

菊花山からの下り 覚悟はしていたのですが結構大変でした。
ずりずり道の急降下は苦手です~
>マゾ急坂有り<
ほんと!って笑ってしまいました。

のぞむさんのように九鬼山から来たら膝がどうなっていたかしら

19日 信濃川上の男山に登ってきました。
素晴らしい展望だったのですが目の前のデ~ンとした八ヶ岳より、ちょっと遠いけれど瑞牆山と富士山のツーショットに眼がいってしまいました。
他の皆さんのレポを読ませていただくとやっぱり瑞牆山と富士山!をトップ写真に使っていらっしゃることが多いようです。
ただいま レポ製作中です

投稿: カルディナ | 2010年11月21日 (日) 14:12

カルディナさん、こんばんは。

あ、あの続きを歩かれたのですね!
やっぱり結構急下りとかで大変そう・・・あの日歩いてたら無理でした、私。雪で。
でもなんとなく懐かしい感じで拝見しました。
ニアミスでカルディナさんとお知り合いになれた思い出深い山域ですもんね~♪

我が家も冬場はこのエリア大活躍の季節です。
カルディナさんはこれからどこを歩かれるのかしら~?
また参考にさせていただきます♪

投稿: cyu2 | 2010年11月23日 (火) 21:20

cyu2さ~ん こんばんは~。
おかえりなさ~い
疲れているのに顔を出していただいてありがとう。

ふふふ あの続きが気になって仕方ないので歩いてきました。
歩くつもりで断念したから気になってね
あの時は雪が多かったものね。
私も馬立山でいっぱいいっぱいでした。
続行しなくて良かったです。雪景色も黄葉も見られたしね。

このエリア 我が家も冬場は大活躍です。
私のほうこそ参考にさせていただきますよ~。

イタリア旅行レポがすごく楽しみ♪
吉野山や屋久島レポ 引き込まれて楽しませてもらいましたもの。
急がせないけど待ってま~す

投稿: カルディナ | 2010年11月23日 (火) 22:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 黄色に輝く 馬立山・御前山・菊花山(大月)               後編   2010・11・11:

« 黄色に輝く 馬立山・御前山・菊花山(大月)               前編   2010・11・11 | トップページ | 晩秋の男山(信濃川上)    2010・11・19 »