王岳(御坂) いやしの里根場からグルリップ 前編 2011・10・4
中央道の登り車線を走りながらいつも気になっていた富士山の隣の台形の山。
それが王岳だと知り、歩いてみたいと思っていました。
西湖いやしの里根場からの王岳
御坂から見た王岳は富士山が目の前なのに人気度が低く 十二ヶ岳、鬼ヶ岳ほど歩かれていないという。
最近、地図にはない道があり、根場から周回出来るという事を聞いたので歩いてみることにしました。
王岳から根場に下る道は我が家にある2006年のエアリアには載っていませんが指道標がしっかりありました。
前夜、富士五湖の道の駅なるさわで車中泊。
車のナンバーが札幌、室蘭、広島、川崎・・・日本中から来てるようです。さすが富士山の麓。
観光客さんのようで、皆さん 朝がゆっくり。
つい 私たちものんびり
いつもなら我が家を早朝出てくる山域なんですもの。
昨夜 ポツポツ雨が降ったので心配していたら大丈夫! 晴れそうです。
根場の漁民荘前の駐車場に移動、支度をして出発(トイレがあります)
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★本日のコース
西湖いやしの里根場~鍵掛峠~王岳~根場
★カル2のHP のほほ~んと山遊び を合わせてご覧ください。
王岳への道は案内が無いのでわかりにくい。
地形図を見ながらいやしの里へ。
いやしの里入り口を左折。しばらく歩くと右折する道があり、赤い鳥居発見。
薬明神社
お参りしてから鍵掛峠経由王岳への入り口でもあるので道なりに進みます。
茅葺屋根にコスモス よく似合う。
いやしの里最上部からのきれいな富士山
車道から未舗装の林道に変わり、根場簡易水道施設を過ぎ、しばらくゆるゆる登っていくと道の両側に登山道の案内板。
登山口は右です。
日の差さない薄暗い道は急登でアキレス腱のびのび。
右に何本も立ってるシカの食害防護筒、左に砂防ダムを見下ろしながら、息が上がらないように抑え気味に登ります。
細い道が崩れてさらに細くなってるところを通過 乗越すと急登も終わり。
左下に見ていた涸れ沢から離れます。
いい感じの林になり、きれ~いな緑。今は秋なのに。
穏やかな道が続いていい気持ち♪
上を見上げれば空が抜けて明るくなってきた。
いいねえ~♪
この道 いい道だと聞いていたのでいつか歩きたいと思っていました。
尾根に乗りました。
明るい平坦な尾根道。
やがてじぐざぐと登りはじめます。
平らになったり、ジグザグしたりしながら歩きやすい道。
トリカブト発見♪あちこちと咲いているけれど華奢な感じ。
ほんとにいい道だね~。
こんな岩の上にお地蔵さん?
岩っぽくなって足元注意の 案内やロープが下がってるけれど 難所というところではなかった。普通に通れました。
大岩の間を縫うように。
道が細くなり よそ見ができないのにトリカブトがいっぱい!
下界も見えたりして忙しい。
トリカブトを避けながら。
たわわなトリカブトがいっぱい。
ロープがかかって稜線に出ました。
山頂とはいえ縦走路の一部という感じ。
いい青空♪秋が少しだけ始まってる。
王岳方面。鍵掛のピーク?
登り甲斐がありそうですね。
富士山がきれいに見えるというけれど木の隙間からしか見えない。
変だなと思いながら草ボウボウの斜面をストックで掻き分け、道を確かめてちょっこっと下るときれいな富士山が見えました。
ここが鍵掛峠。なるほど♪
さらに下り 鶯宿方面を右に分けて道が登りはじめます。
登るぞ~と覚悟しているとトリカブトがいっぱい咲いてます。
それもしっかりした花つき♪
リンドウも♪
あっというまにひと登りが終わっちゃった。
これから王岳まで小さなアップダウンを繰り返し ピーク?というようなところを幾つも越えて行きます。
時々目の前に見えるのはしっかりしたピークで、あれを登るのか・・・と覚悟するのだけれど道は散歩道のよう。
登りがあってもすぐ終わってしまう。
時々富士山見ながら、トリカブト街道を楽しみながら道は続きます。
後編 につづく
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