しっとりと大山北尾根(丹沢) 前編 (地獄沢橋から14号鉄塔経由北尾根) 2011・11・15
地獄沢橋から登った送電鉄塔新多摩線14号付近の台地
2年前の春に大山北尾根を歩いてからすっかりファンになり、こんどは紅葉のときに歩きたいと温めていました。
そして14号鉄塔のある尾根を登り、一ノ沢峠に下ることが目標。
★今回のコース(バリエーションルート及び赤破線ルートです)
札掛P~地獄沢橋~14号鉄塔~1021m~大山北尾根~
ミズヒの頭~16号鉄塔~一ノ沢峠~札掛P
☆地獄沢橋から赤破線ルートで913m~16号鉄塔~大山北尾根~大山山頂を歩いたときのレポは こちら。
☆カル2のHP のほほ~んと山遊び をご一緒にご覧ください。
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登りに使ったルートは2万5000分の1の地形図を参考にしたバリエーションルートです。
25000分の1地形図を参考にお読みください。
2年前に地獄沢橋のほんの少し札掛寄りから913mを目指した赤破線ルートで大山北尾根を歩いたとき、地獄沢の右にゲートがあり、尾根が延びてることが気になっていました。
次回に大山北尾根を歩くのは紅葉時!と決めていたので少し早いかなあ~と思いつつ出かけてきました。
天気予報もまずまず。早めの紅葉もきれいだろうと。
札掛付近の紅葉は盛りにあともう少しという感じ。
ヨモギ尾根の末端に取り付いたあたりを覗き込んだりして、足慣しにちょうどいいと言いながら70号線を地獄沢橋へ。
昼から晴れるという予報だけど雨がやんだばかりのようで、まだまだ重苦しい空で寒々しい。
地獄沢沿いのゲートの脇を通り抜けて尾根に取り付く場所を探しながら林道を進みます。
結局 14号鉄塔に繋がる巡視路を使わせていただくことにして取りつきました。
巡視路とはいえかなりの急登です。
踏みあともあちらこちらと・・・
鹿避けの金網をつかみながらよいしょ!よいしょ!
ひと登りすると紅葉の始まった木々の間から展望がちらちら。
やがて尾根に乗りましたが毎度おなじみの首が痛くなる角度。
足元がふかふかで歩きやすいので助かりました。
途中で左にトラバースしている踏み跡を選んで遠回りしながらも大木や淡く黄葉した木々を楽しんで地獄沢橋に延びてる尾根に乗ることが出来ました。
噂のモノレールの軌道。これで一安心。
無粋なと思いながらも正直ホッ!
霧の中だけどとても雰囲気がいいところです。
このあたりのモノレールはあまり嫌悪感がなく、なんとなく周りに調和してる感じ。
霧の中に鉄塔がチラッと見えてしばらくするとすてきな台地に出ました。
霧が残念だなあ・・・と思いながらすぐ先の14号鉄塔で一休みをしているとサァ~と霧が晴れてくれました。
あわてて台地に戻り 一回り。
なんてすてきなところ♪
今度は贅沢にも青い空がないのがとても残念!
次は1021mのピークを目指します。
また霧が濃くなってきました。いい紅葉なのに・・・
幻想的。
尾根の背骨に沿ってモノレールが敷かれているので結局そって歩くようです。
離れたいと思っても霧が濃いので周りの状況が把握できず、結局モノレールに沿います。
周りの木々の雰囲気はとってもいい感じなので楽しみながら幾つかのピークを越えて1021mに到着。
東に向きを変えて北尾根に向かいますがこれから尾根も痩せてきて
モノレールがうっとおしくなります。
森林の管理をするためのモノレールなので文句は言えないけれど。
たぶん、モノレールがなかった頃の晴れの日はこの尾根、楽しめたんだろうなと思います。
さらに尾根が痩せてきてモノレールを右に左に跨ぎながら登って行きます。
やがてモノレールは左にそれて 踏みあとも左にそれていくものがありましたが今回ははじめての道。
ましてこの霧だもの。雨も降り出してきました。
ずるずる落ちそうな急登を踏ん張って尾根通しでガンバ!!
傾斜も緩み、平らになったところにこんな新しい立て看板。
北尾根から来た人に見えるように立てられています。
北尾根も歩く人が多くなったようなので間違って入り込まないようにでしょうか。
左に延びてる踏みあとをたどり、1分するかしないかで北尾根に合流。
大山山頂まであと10分くらいのはずだけれど雨も降り出したし 本日の目的の一つを達成したのでお馴染みの山頂はパスして下ることにしました。
この時点では2年前に歩いたルートで地獄沢橋に下ろうと相談していたけれど雨もやみ ランチを取ってる間に霧も消えたので予定通り
一ノ沢峠に下りました。
早いかなと思っていた北尾根の紅葉もとてもきれいで一ノ沢峠までの道も楽しめました。
その模様は 後編 (北尾根から一ノ沢峠) にてご覧ください。
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