瑞牆山カンマンボロンルート 周回コース 2006・10・11
この記事は誤って消去してしまったので文章をコピーして作り直したものです。
梵字の岩場経由大ヤスリ岩に出るコース(地図には載っていません)でカンマンボロンルートともパノラマルートともいわれているそうで、岩登りをする人が主に使っているルートらしいです。
瑞牆山はお気に入りの山で季節を変え、数回登っているけれど、いつも
瑞牆山荘からのピストンでした。
黒森からのルートも知ってはいたけれど、ハイカーの歩く道ではないと思っていたのです。
今回 黒森の奥、瑞牆山の西の麓に大きな駐車場が出来て周回コースが取れるらしい・・・と情報が入りました。
天皇陛下の植樹祭が行われたときに造られたらしいみずがきの森公園
大きな芝生の公園で不動滝までがハイカーも歩けるように整備されたとか。
周回できるコースが出来たならマイカー登山者としては大歓迎なので
さっそく 歩きに行こうと計画をたてたところ、梵字の岩場(カンマンボロン)というところを経由するコースもあると聞き、まず こちらから歩こうと思いました。
大ヤスリ岩のあたりに出るらしい・・・
自宅を4時50分に出て須玉ICから黒森に向かい、さらにみずがきの森・みずがき山自然公園を目指します。
林道の終点にある芝生公園に8時10分到着。
午後から雨模様のせいか車は一台も止まっていません。
きれいな水洗トイレが二つもありました。
支度を始めると登山ガイドさんつきの15名ほどのグループが到着。
同じコースを歩くらしい。
公園内の遊歩道が交錯して迷いやすいと聞いていましたが、ほんとに迷路のようです。
先行者がいてくれたお陰で迷わずに済みましたが
詳細は カルさんの山遊び日記2 を参考にしてください。
画像は拡大します。
東屋がある道を進み、5方向の分岐にぶつかったら左に白い看板が
見える方向に行きます。
白い看板には<一般登山道ではありません>と書いてあります。
敷かれていたウッドチップもなくなり、いよいよ山道です。
黄葉した落ち葉がきれいな道を右下に沢を見ながら気分よく登って行きます。
時々踏み跡も怪しくなり、木の幹の赤テープも見当たらず、ルート探しに不得意な人は苦労するかもしれません。
先行のグループの歩みが遅くなり、声がいつまでもすぐ上から聞こえてきます。
こちらはしばらく休憩して間隔をあけて後を追いましたが納得!
かなりの斜度の踏み跡を木の根や枝をつかみながらよじ登ります。
梵字の岩場付近が渋滞していたので私たちはパスして先に進ませて
もらいました。
このあたりからまめに赤テープや岩に書かれた赤丸が目に付き
踏み跡もはっきりしてきました。
薄暗い森の中のトラバース気味のところが済むと今度は斜度70度近い岩混じりの急登です。
ロープを使ってよじ登り、傾斜が緩んでも足元は歩きやすいとはとても言えません。
大ヤスリ岩が見え始めたあたりは見上げるような斜度ですが
小尾根に出ると岩場と紅葉のコントラストが美しい。
来週あたりがピークかな。
最後の登りを頑張って大ヤスリ岩直下に出ると<廃道につき下山禁止> の看板が二つもかかっていました。
あらら・・・そんなところを登ってきたの?
確かに頷けるけど・・・・登りは面白かった♪
これで一般道に合流、やれやれです。
このコースはシャクナゲを楽しむコースだとか。
雨が降り出したので庇のような大岩の下でランチタイム。
15分もあれば山頂だけれど今回はパスして下山することに。
今年は何故か雨具の世話になることが多い
ところどころ紅葉がきれいです。
天鳥川を渡り富士見平小屋から5分ほど下ったところに富士見平林道への分岐があります。
このあたりの黄葉もきれいなのですが今はまだ青々しています。
しばらくポクポクと広い富士見平林道を歩き、みずがき林道へと入ります。
大ヤスリ岩まで同じコースだったグループと再会。
ガイドさんが自分たちはまっすぐ行くけど右に入るみずがき林道もいい道ですよ と説明している。
そのいい道に入り期待してどんどん下ると足に優しいふかふか道。
なかなかの急坂で駆け下りたくなるけれどご用心。
ところどころ、この道を造るために切り落とされた切り株が落ち葉の下に隠れてます。
くれぐれも躓かないように・・・
気持ちの良い林が続くが、さらに白樺の混じった美しい林が現れて
言葉を失いました。
雨に煙る様は言葉では表現できない美しさ。
次回の山行きは不動滝コースを歩く予定です。
どの程度整備がされてるのか心配になりますね。
山頂からはこのコースで芝生広場に戻るつもりなのでまた 少し進んだ
黄葉が見られるかな 楽しみです。
公園内の遊歩道 迷わない方法は林道を歩くことみたいです。
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