金城山(南魚沼) やっと踏めた山頂 2014・10・9
4年前 六日町の坂戸山から見た金城山(きんじょうさん)。
1369mという標高の割に雄々しい姿に一目惚れしたものの、大きな地震や台風などで7つある登山コースのほとんどが入山禁止になったり、5合目でカルディナの体調が悪くなったり、早めの雪がついたりしてなかなか呼んでもらえません。
今現在も使えるのは水無コースと観音山コースだけのようです。
今回は運動不足の昨今なので地元の人一押しの観音山コースピストンで登りました。
紅葉もそろそろいいのではないか。ことしこそ!!・・・・
遠かった山頂でしたがやっと万歳が出来ました\(^o^)/
山頂への最後のクサリ場登るカル2
登山口は南魚沼の長崎地区槻岡寺へと入る道の脇にあります。
2合目までこぶし遊歩道が整備され、危険なところも少なく足に優しい歩きやすいコースでした。
**************************
☆本日のコース
こぶし遊歩道~槻岡寺観音山コース~金城山山頂 往復。
低山とはいえ、どのコースを選んでも標高差1100m前後
あり、標準コースタイムが4 時間超える、なかなかハードな
山です。
こぶし遊歩道の入り口の六日町寄りに道が膨らんでる所が
あります。そこに駐車しました。
3~4台留められるでしょうか。
トイレはありません。
☆カル2のHP のほほ~んと山遊び も参考にしてください。
***************************
六日町の銭淵公園で車中泊。
翌朝、あの山頂に届くかしら・・・・と眺める。
槻岡寺そばの登山口目指して移動。
こぶし遊歩道の入り口からスタート。
5合目まで登った時の画像です。レポは こちら。
すぐ第1展望台。
遊歩道なのでよく整備されて歩きやすい。
軽く登るとあずまやがあります。ここは展望がいい。
ちょうど金城山山頂から朝日が顔を出すところでした。
遥かかなたの山頂。行けるのだろうか・・・・
振り返ると不安が消されるような朝の美しい風景。
勾配のきつめの遊歩道をひと登りすると2合目です。
石仏様がたくさんきれいに並んでいます。
行ってきますとご挨拶して先へ進みます。
遊歩道はここで終わり。
ここからは灌木の中の細い山道に変わります。
足元ふかふかで歩きやすい道が平らになったり 緩く登ったり。
ペースが速くなりがちですが先が長いので抑え目で歩きます。
松が目立つようになると登りが急になり3合目、松の大木に到着。
可哀そうに折れてしまったようです。
前回もここで一息入れたので一休み。
五合目の手前ロープ場まではほとんどフラットか緩い登りの穏やかな道が続きます。
四合目は坂戸山方面が見えるように切り開いてくれてるけれど歩いているときは展望が全くない。
ここは紅葉しているときに歩きたいなあ。
左が五合目。山頂もまだまだ遠い。五合目の斜面には長い長いロープ場があるのですよ。
紅葉時はきれいでしょうね~。もう色づいてると思って来たのに。
穏やかな気持ちで穏やかな道を歩く。
さあ~!いよいよ長いロープ場です。
長い長いロープ場ですがありがたいことにぐいぐい登れます。
前回は途中で具合が悪くなったので心配していたのだけれど今回は大丈夫そう。
元気に五合目到着。
二度目の道はリラックスできていい。
前回はどうしたことか突然呼吸が苦しくなってあの山頂を眺めて悔しい思いでした。雨が降ってきたので引き返して正解だったのだけれど。
今回はまだまだ遠いと感じるのは同じでも行きたい。行けそう。
体調が良かったので心が負けていなかったのね。
また しばらく穏やかな道が続きます。前回はきれいに色づき始めていて余計に悔しかった。
六合目を通過。
さっきまで目の高さにあった坂戸山が下に見える!
坂戸山大城から金城山まで続く尾根もはっきりと。
目を移すとうっすらと八海山も見える。
ブナが増えてきた。七合目が近いのかしら。
七合目のブナ林。黄色の色づきを楽しみにしていたのだけど残念。
ブナ林に入ったら急にヒンヤリして空気がおいしく感じられました。
カル2も同じように感じていたみたい。
雲洞コースとの分岐でもあるのですがたくさんの木枝で通せんぼがしてありました。気持ちの良さそうな道が降りていたけどね。
下調べでは七合目から八合目までが一番の難所のよう。
ゆっくり休んでさあ!行きましょうか。
アキレス腱伸び伸びのいきなりの急登です。
クサリの連続が始まりました。難しくはないのでありがたいくさり。
気を緩めると大怪我するかも。ご用心。
六日町もきれい♪ 八海山もきれい♪
ますますワイルドになってきました。
ホッと一息。眼下もきれいだね~。
8合目通過。ここでも白テープで通せんぼがしてありました。
のぞいてみたら踏み跡があるような ないような?
ワイルドな道は八合目の手前で終わり。
再び細いけれど穏やかな道。
水場を通過。
水場まで60mだそうですが時間的な余裕がないのでパス。
あんなに遠かった山頂が近づいてきました。
久しぶりのハードな山歩き。時間を掛け過ぎたか。
そろそろタイムリミットを考えなくては。
相談の結果、ランチを済ませて空身で山頂往復しよう。
崩壊地の9合目直下にザックをデポして山頂を目指します。
すごい崩壊・・・・
崩壊地沿いに新しい道が造られてるけれど雪庇の上を歩いている気分。
崩れませんように・・・と足早に通過。
すれ違った単独の男性にもう少しですよ。と励まされる。
元気をもらって山頂までひと登り。
これが急登でなかなか終わりにならない。
周りはきれいなブナ林。楽しみは後で・・・・
とにかく山頂へ。
クサリ場を乗り越えると山頂です。
やったね♪!!
巻機山が大きい!!手前はイワキ頭
ほんとの山頂(最高点)は少し先の森の中らしい。
山頂標も三角点もないというのでパス。
少し散策。下を見ると高度感がすごい!足がざわざわしてる。
お~い!坂戸山があんなに下に見える。
山頂付近がようやく紅葉が始まったところです。
大きな巻機山もうっすら色づいてる。
周りの岩と色づき始めた紅葉、黄葉のコントラストがきれい♪
もっとゆっくりしたいけど秋の日はつるべ落とし。
さよならしなくちゃ。
山頂標柱のある山頂と向こうにほんとの山頂(最高点)。
よく頑張ったねと自分を褒めてあげながら急降下。
周りがきれいに色づいてる。時々見とれながら下る。
デポしておいたザックにただいま。
七合目まで下れば時間の計算ができる。ガンバ!
くさりからロープに代わる。ロープで下るのは不安定で慎重に。
そこそこの時間で七合目まで下りて来ました。
ここから先は足に優しい下り道・・・と思ったら結構急降下してる場所が多い。
あずまやまで戻って仰ぎ見た山頂。
我ながら人間の足ってすごいなと思う。
道路が見えて車の音が大きく聞こえるようになって弥勒菩薩様にただいまのご挨拶。
久しぶりに山歩きらしい時間を過ごしました。
忘れていた筋肉痛も(苦笑)
ただただひたすら登る修行のような行程だと思っていたけれど筋力をつけて歩いたら登りがいがあり、素晴らしい展望が味わえる魅力ある山なんだと再認識。
この槻岡寺観音山コースは迷うところもなく、足に優しく下りやすいルートだと思います。
欲を言えば紅葉真っ盛りに歩きたいと思いましたが陽の短くなる季節。
筋力をつけねばですね(^_-)-☆
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おはようございます。
今回は登頂できて良かったですね。
それにしても勾配のきつい所が多い山ですね。
これからは紅葉が楽しめますが、気をつけて楽しんでください。
お疲れ様でした。
投稿: 鮎地蔵 | 2014年10月16日 (木) 06:57
鮎地蔵さん こんばんは。
コメントありがとうございます
はい。おかげさまでなんとか山頂までたどりつけました(笑)
新潟の低山は侮れないんです。
花も紅葉も艶やかきれいなんですが初めての山ではいつもやられます(苦笑)
丹沢のヒルもそろそろ冬眠でしょうかね
投稿: カルディナ | 2014年10月16日 (木) 22:03