ガチガチだった初舞台 2015・5・17
我が家の前が日本舞踊のお師匠さんの家。
大きな病気の後 ボランティアで近所の人に踊りを教えています。
カルディナにもお誘いの声がかかれど日本舞踊?!それも古典舞踊?!
とんでもない!と鄭重にお断りしていました。
ある日 再度のお誘いが・・・・山に行くのにいいのよ~。
足腰が強くなるわよ~。
この一声で はい!やります!・・・と踊りの世界に入って早10年。
仲間とほとんど遊び感覚で続けていましたが、1年前に突如舞台で
踊る話が持ち上がり、とうとうその日がやってきました。
1年かけて稽古してきた曲は 「長唄 百千鳥(ももちどり)」
百千鳥 とは小鳥がいっぱいさえずってる様を表しているのだそうです。
カルディナさんは山へ行くのだから山里で小鳥がさえずってる様は
よくわかるでしょ?
小鳥の鳴き声とともに夜が明けた山里の風景。
梅が咲き 桜のお花見、初夏の鯉のぼり、そしてまた新しい年が明けた正月を祝う風景などなど・・・
表現するのは難しいのであの山里 この山里と歩いた風景を思い出しながら踊りました。
立ったり 座ったりが多く 中腰になったり 片足立ちしたり 最後は左足一本で立ち、幕が下り終わるまで同じ姿勢を崩せないのが一番きつい!
おばさんにはなかなかハードです。
山歩きをしているおかげで腰を入れるのは得意(笑)
ところがところが本番は緊張のあまり腰が入らない。
足がふわふわ。踏ん張れない!
フギュアスケートのみなさんに舞い上がった時の自分のコントロール法を教えていただきたい。
とうとう最後までコントロールできずに12分の踊りが終わりました。
カルディナの前に踊った若いお嬢さん方。
藤音頭(藤娘の一小節)
屋敷娘
2曲ともカルディナもお稽古しました。
でも・・・・とてもおばさんの姿では舞台で踊れません。
若いって美しい!素晴らしい!
踊りの仲間の一人がお庭に咲いていたお花を自分で活けて
くれました。とてもステキ♪この感性が彼女の踊りにも表れてる気がします。
何しろ初体験
いろいろな気遣いに疲れたり、雰囲気に飲まれてガチガチになってしまった12分間の初舞台でした。
いつかまたの機会にガチガチにならずに踊れたら楽しいでしょうね。
今はまだホッとしているカルディナです。
そんなところへご近所のSさんから今年も届きました♪
毎年とてもきれいに咲かせていらっしゃいます。
とても とてもうれしくて心が躍りました♪
この花を見ながらみなさんの温かい思いで無事に終わることのできた初舞台だったとつくづく思いました。
次の乗り越えねばならない山が目の前にあります。
この山は楽しい山ではありません。
ほんとの山はもう少し 我慢かな・・・
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コメント
カルディナさーん
お早うございます!
スゴいです。カルディナさん踊れたのですね。
山で鍛えた足腰、役に立ったのだと思いますよー。
次は別の山、ですか。
どんなお山かは分かりませんが
無事に乗り越えられますように。
投稿: asa0110 | 2015年5月23日 (土) 08:52
カルディナさん、
初舞台、お疲れ様でした♪
舞台シーンの感じからして、大ホールだったとか?
ホールが小さいと、曲の音が響かないので、
大きなホールを使ったりするんですけど。
人が入ってなくても、場の雰囲気に呑まれてしまって…
の気持ちはよく解ります~
ピアノの発表会の時のことを思い出しちゃったも~ん(笑)
12分…よく頑張りましたね(^_-)
投稿: れれちゃん | 2015年5月24日 (日) 21:29
asaさん こんばんは。
見ていただいてちょっと照れ臭い

山歩きっていろんなことに役立ちますね。
足腰は確かに相乗効果がありますよ
今は山から離れているけれどそろそろ山道が恋しくなってきました。
新しくそびえる山 ご心配ありがとうございます。
ただただ神に祈っています。
投稿: カルディナ | 2015年5月24日 (日) 22:25
れれちゃん こんばんは。
ちょっと照れくさいけど山レポが書けないので・・・
ホールは600人弱、入れるのかな。
私にはちょうどいい広さだったかもね。
緊張し過ぎると音が聞こえなくなるんですって。
先生に脅かされていたけどしっかり音が聞こえていたので良かった
れれちゃん かっこいいね!
ピアノの発表会?!
自分のピアノの音 ちゃんと聞こえていたのかな
投稿: カルディナ | 2015年5月24日 (日) 22:36