竜門峡から大天狗山、竜門山(甲斐大和) 前編 2016・11・17
カルさんずは昔から竜門峡に縁があって周辺の山にもよく出かけます。
竜門峡の西に南北に横たわる尾根が気になっていましたが昭文社の山と高原地図には記載されていませんし2万5千分の一の地形図にも標高しか書いてありません。
下調べの期間が長かったですね(笑)
一部をやっと歩いて来ました。
まずは竜門峡から伐採地の右際を登り詰めて1128mのピークに出ました。
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☆本日のコース
竜門峡遊歩道入口~取り付き~伐採地~1128mピーク~
大天狗山~竜門山~大天狗山~大志戸木の実の里森林公園~
大志戸林道~竜門峡遊歩道入口
☆(夫)カル2のHP のほほ~んと山遊び2 も合わせてご覧ください。
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甲斐大和駅に近い竜門峡の入り口の駐車場に車を留めました。
トイレもあるのでカルさんずはこの駐車場をよく使います。
周りはいい色付きです。わくわく(^^♪
橋を渡り、遊歩道の入り口付近の斜面から引かれるように取り付きました。
この斜面には来るたびに憧れていました。いつか歩いてみたい・・・
初夏が多く、新緑の森が美しくて。
秋は初めてですがやっぱりステキ♪
金色に輝いている。
踏み跡は落ち葉に隠れているし(歩く人も少なく、もともと踏み跡は無いにひとしいらしい)
覚悟してきたけれどかなりな急斜面です。
先日の甘利山では心肺がおかしくなったので、この日は焦らない焦らないと言い聞かせて歩いていました。
高みを目指して登り詰めてもいいのだけれど左に大きな伐採地が
あり、脇を登れば解かりやすいとの情報。
早めに左にトラバースしたら伐採地には出たものの早すぎました(^^;)
急斜面、土が乾いてすべりやすい、木が伐採されているので掴まる
ものがない。
ストックも信頼できず、滑落しないように4つの手足を一つ一つ確認
しながら登って行きました。
時々出て来る岩はありがたい手がかり、足がかり(笑)
この日は快晴で風もなく穏やかだったので乾いた土や落ち葉に滑って滑落なんてことのないようにだけ気を使いました。
ひとしきり登ると歩きやすくなり、展望や黄葉を楽しむ余裕も。
右の斜面は黄葉の海ですが盛りは過ぎたかな。
這い登るカルディナ
半分くらい来たかしら。
伐採地の向かいの尾根もいい色付きで気持ちよさそう。
一息入れながら見渡します。
見上げるとすごい傾斜!黒線を登って行きます。
向かいの尾根も並ぶように近づいてもう少し。ガンバ!
ずいぶん登って来たね。
右の林の中はとても美しい。
ずりずり滑る急斜面に苦戦しているカルディナ。
掴まる木を求めて右へ右へ。
右の林の中は緩やかに見える。
歩きたくなるほど魅力的だけれど初めてなのでご用心。
何とか難所を抜けて、相変わらず急登ではあるけれど普通に歩ける
ようになってきました。
着いたよ~と声がかかりホッとする。
カルディナも遅れて乗り越えました\(^o^)/
素晴らしい展望!!
もやっているけれど笹子雁が腹摺の向こうに富士山が見える!
薄っすらと白い山も。南アルプスかな。
空気の澄んだ日は素晴らしい展望でしょう。
風もなくぽかぽかと暖かい日。
かなり急な斜面の登りだったけれどきついとは思わなかったのはきれいに色づいた山肌を見ながらだったせいでしょう。
伐採地をクリア、終わりかと思いきや、さらに伐採地は続く。
右上を見上げると上のほうに階段が見える。
登って来た伐採地の向かいの尾根の上部にもしっかりした階段が
見えていたけれどその階段がこの階段に繋がってる??
またいつか歩いて確認したいものです。
ぽかぽか陽気の中、登り甲斐があってこんなに展望がいいともう満足しちゃって引き返してもいいのだけれど・・・
と言いながら上に見えてる階段を登って大天狗山に向かいます。
登り詰めても方向を変えてさらに階段は続いていました。
階段が落ち葉に埋もれたと思ったら突然消えて岩っぽい道に変わり
ました。
きれいな色づきの道は楽しい♪
気分よく歩いているといきなり目の前に大きな岩の壁が立ちはだかりました。
左寄りにテープが付けられていましたが登りにくそうなのでカル2が
少し右に振って登ってくれました。
そういえば初めてテープを見た気がします。
区間も短く、手がかり、足がかりはあるので気を抜かなければ難しくはないと思いますが。
登り切ると祠があります。
お参りして進むとすぐ、左から立派な階段が上がって来て大天狗山
山頂に到着しました。
何の案内も見かけなかったので初めての案内表示だと思います。
古くなって判読しにくくなってきていましたが大天狗山と書かれていました。
展望もなく、通過点という感じですね。
四等三角点があります。
せめて名前が付けられてるところまでは進んでみようと思ってここまで来ましたがさて、これからどうしよう。
付近は黄葉、オレンジ、黄葉に囲まれています。
大昔 上日川峠までの道を車で走った時、赤が多く、艶やかな山肌だ
と感激したので期待していたのですが・・・赤は終わってしまったみたい。
時間も早いし、次のピーク竜門山まで行くことに決定。
後編 に続きます
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